鮫島弓起雄「交流のための小ネタ:鮫島のルーツ」(6日目)

昨日に引き続き、今日も足を延ばして沼津へとお出かけです。
途中ホストのまこぱさんお気に入りの川の景色の場所に連れて行ってもらいました。

「あ~、だからここは『岩波』っていう地名なんですねー」と誰かが言ったとき、まこぱさんが「ホントだー!そういうことか!!」と驚きの声を上げていました。

すごい些細なことだけど、地元の人が気付かない(あるいは気に留めない)ところに、外部の人間だからこそ気付けることがあるという良い例だなと感じました。

実際に岩の形から地名が付いたどうかは分かりません。


沼津では沼津コート、for now、沼津蒸留所という3つのスペースを訪れて、それぞれの活動についてお話を聞かせてもらうことができました。

「沼津コート」・・・静岡県東部のモノと情報、そして誰もが気軽に集えるコミュニティスペース。
人の好みに合わせた観光アドバイスをしてくれるコミュニケーターの方がいて、僕は渋い純喫茶や汚いけど美味しい飲み屋さんなどを教えてもらいました。情報交換として、「鮫島」という名字のルーツは富士市にある「鮫島」の地名からなんですよ、というムダ知識を差し出しました。この鮫島談義は今回滞在中に出会う静岡県民の人々に話すために仕入れた小ネタです。

「_ for now」・・・遊休化ビルの暫定利用で人や活動を集める取り組み。
暫定利用という形は僕にとってはすごく新鮮で、なるほどこれは効率的だよなぁと感銘を受けました。

「沼津蒸留所」・・・伊豆半島の素材を使ったクラフトジンを製造している。
地域のものを使うというコンセプトはさることながら、そこからストーリーが繋がるラベルのデザイン、蒸留器から溢れる香りでもうこれは美味しいに違いない!と確信しました。
今度実際にお店で飲んでみたい。

美しくてかわいくてかっこよいラベル


今夜のマンテンゲストハウスは、蔓延防止措置で休止していたバー営業を久しぶりに再開するとのこと。

またのちほど追記をしたいと思います。


※ここから追記

バータイムでは勝呂さんお手製の水かけ菜オムライスをいただきました。この水かけ菜というものも御殿場に来て初めて知りましたね。美味しい。

そして、同時期滞在のEriさんの東京でのライブ生配信を見ながら、香りの良いエルダーフラワーのハイボール(このお酒も御殿場で知った)を飲んで、というとても良質でゆったりした時間を過ごしました。

御殿場周辺にはこういったゆっくりとした時間が流れるリラックス空間と、刺激的な面白さも味わえる空間というのが、同時に存在する場所が多くあるように思います。
例えばこれが東京だと、刺激的な場所は刺激だけ、まったりスペースはまったりだけ、という役割分担がはっきりしてるような印象です。

そういう場所づくりの考え方ってしたことなかったな。と気付かされました。

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