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奥野晃士「大根畑〜箱根の里〜うどん〜Voice CUEー(〜エクリュの森〜仏教美術館天竺〜三島市東幼稚園〜三島クロケット」(4日目)

滞在初日の朝散歩のあとの朝食会で 三島県議の古長谷さんと防災イベントのことで盛り上がったので 目下有効活用が懸案の「箱根の里」を見学連れて行ってくださるとのことで 同じく土屋市議の運転で朝9時にホテルに迎えに来ていただき 一路、箱根方面へ。 

熱海在住で古長谷市議の友人の画家、坂本さんも同伴。 

なんでも坂本さんは三島名物の大根の干してあるところを見たいとのこと。 

箱根の里の近くなのだそうで便乗する事に。

風が強かったが、天気もよく、富士山は雲が大部分を覆ってたが 箱根に向かう坂道で頭を覗かせてくれた。


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「私たち、来年いいことあるわよきっと」
と超ポジティブな感じの土屋市議が言った。

私の大阪の知り合いも、

新幹線から富士山が綺麗に見えたら
「今日の仕事はうまくいく」と願かけをしていたが、

おそらく太古の昔より富士を眺めながら

人々は様々な願をかけたであろうことは
普段から富士山を見慣れている三島の人も
富士山に対する信仰を持ち続けている様子を見るれば

容易に想像がつく。
そういう信心は同じ日本人として嫌いじゃない。

そして到着したら大根の馬の数々が幾重にも重なってて
壮観である。


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数日前、新聞でも取り上げられたようだ。

https://www.facebook.com/224623034219070/posts/5244567112224612/

現場に着いたら晴天も相まって

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その雄大さに心を奪われる。

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画家の坂本さんは興奮しきりだった。

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強い風もさほど冷たくなく、

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駿河湾も見下ろせる絶景。

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その後箱根の里の視察。

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全館隈なく回らせていただくことに。

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和服で広い施設を袴で移動するのは結構大変で

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紅葉舞い散る中

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昔の日本人はよくこんな衣装で生活していたなと正直思う。

ちなみにこちらはこの館で一番有名な幽霊の出るいるかの部屋。

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星をテーマにしてる館だけに

プラネタリウム完備の贅沢さ。

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屋上は三島の町を一望できる眺めなので


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バーベキューなんかできたら嬉しいだろう。


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とにかくたっぷり冒険できる素晴らしい施設でした。


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11時半にみしま未来研究所で待ち合わせて
三島で芸術振興を行ってるアルテプラーサの坂田さんと
初期の頃からリーディング・カフェでお世話になったエクリュの森の田村さんと
三島の名店でうどんをご馳走になる。

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この辺では有名なお店らしく満席でした。

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そして絶品天ぷらうどんをかきこみ

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長泉の劇場の高橋さんのご紹介で
徒歩5分のFMラジオ局ボイスキューのスタジオに移動。

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20分弱のトークも、
MWAのこと、三島での小学校ワークショップ巡りのこと
今度上演するEightのこと、SPACのこと………
安藤さんの導きであっという間に過ぎ去った。


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その後


ワークショップでお世話になった3919にお邪魔してお礼を申し上げ、

三嶋大社を横切って

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エクリュの森で坂田さん田村さんと合流して談笑、
坂田さんはエールアートの助成金の時にお世話になったし、
アーツカウンシルをはじめ県の文化政策に精通されているので
ご指摘大変勉強になるし、
田村さんも公の心を持って美術展などをされていて
毎回豊岡市長も展示を見に訪れる

選りすぐりの作家の作品を取り扱っている。
このギャラリーでは私もイベントでお世話になったが
最も思い出深いのは、やはり三嶋大社での『夢十夜』の上演だろうか。


彫刻作品とSPAC所属俳優による朗読とのコラボレーション
「DRAM‘ART’IZE」―「ART」と「DRAMA」の融合―と銘打って
日時:2010年1月15日

三島大社境内で2.6m×2m×2mの
上松和夫氏(沼津市在住、2009年度新制作展新作家賞受賞)さんの作品を前に
 夏目漱石「夢十夜」を語った思い出の公演だった。


田村さんのお母様が大変喜んでくださったそうで、それからわずか2ヶ月後に
かえらぬ人となったとか。

その後、仏教美術館ギャラリー天竺に中山さんを訪ねるのに同行。

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今や貴重な品物となったチベット由来の仏像など

多数展示。

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見学は予約制らしく、

別のホストさんが三島に派遣した大川原旅人も訪れたそうで

なかなかやるなって感じ。

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14:30に勝又保育主任のお迎えで天竺を後にし、東幼稚園に行き
14:45から保母さん向けのコミュニケーションスキルアップのワークショップ。

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教える年齢が低いほど、その教師のコミュニケーション能力は高くなるが
この保母さん達の持つセンサーは異常に敏感。
目だけで伝え合うハンカチ落としでは、
一呼吸あれば視線の情報をキャッチし次の行動に移すことができる人もいた。
これぞプロフェッショナル。


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日夜子供と接していると、
体調の異変や周囲の状況を感知する能力が高くなければ
不幸な事故につながるが、
この人たちがいてくれたら安心して子供を預けることができそうだ。


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最後にちょっとした即興劇をやってもらったが
予想通り、皆様大変お上手だった。

三島の幼児教育の未来は明るいと感じた。

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そこから勝又さんに三島クロケットに送ってもらい、
18:30からは演劇ワークショップ。
これは山森さんが企画してくださった。

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スズキトレーニングをベースにした
「存在感のある身体」を追求する
武芸一如のメソッドを指導させていただく。


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武道と芸術が一つの源であるというと
意外に思われるかもしれないが、
私が実際に鈴木忠志さんとのワークで至った結論は
まさに演劇を通じて行うサムライスピリットの探求である。

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人前に立って会話をするときの身体にとって
有効な方法論にも役立てていただけたらと思う。

この日は8人くらいの山森さんと近しい方々が集まってくださった。

うち4人くらいはお役人さんで

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是非身体を活用して仕事をこなしていただきたい。

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その後、三島100人カイギのオフ会に誘っていただく。

丸平と言う国の有形文化財の土蔵にて

開催されているとのことで参加。

川村さんという三島バルを主催されてる方の

おばあちゃんの建物だそうです。

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同じくワーケーションで三島に来ている

関根旅人も参加。
蔵を改造したスペースでなかなか味がある建物だった。

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みしまプラザホテルのリーディング・カフェに

よく参加してくださってた元商工会議所の会頭をやってらっしゃった諏訪部さんと再会。

なかなか対面で会えない日が続いたので、

久しぶりにこういう場に参加した人も多いようだった。

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朝散歩で知り合った方とも再会して

やはり人との繋がりは刺激的だし

対面で会えることは幸せなことだなとしみじみ思う。

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