青木拓磨「恋する旅人」(滞在7日目)
前日、タカカーンさんの見送り時に熱海駅前で録音した最後のラジオ。
駅前で流れてるコミュニティーFMと、吹き荒ぶ風の音の方がでかい。
タカカーンさんとのラジオは最後までカオスで面白かった。
シーズン2やるときはピンマイク買います。
昨日、10時が山田湯ベストの時間と書いておきながら、最終日で気がはやっていたのか30分早く行ってしまったら過去一混んでた。
まあ曜日や天気などで違いますよね。山田湯研究は今後も続けていきたいです。
鳩達の楽園ビル。
でっかいイチョウの木に触ってスピリチュアル•オーラをもらってた
ここで歌ってみたこともあるが、当たり前のように工事の音しか入ってなかった。
ナギサウラは通常10時チェックアウトですが、滞在のほとんどを過ごした1F和室に荷物を置かせてもらい、山田湯に浸かりながらふと思いついた歌詞を書きながら電車までの時間ぼんやり過ごす。
タカカーンさんが遺してったいいちこ、飲みきれず捨ててもらうよう戸井田さんにお願いしたら「いいんですか?捨てていいんですか?」と念を押されたのでコーヒー割りして2杯だけ飲みました。
ナギサウラの方達はわれわれが滞在したあとのお掃除や次の宿泊客の受け入れ準備、デザインの打ち合わせ電話が随時かかってきて慌ただしく働いていて、それを横目にぼーっとしてたら「だれかの日常に間借りさせてもらっていたこと」そしてそれを今まで体験させてもらっていたんだなあーという実感がようやく湧きました。
誰かのおすすめの干物、よく飲むお酒、通った温泉、毎日通う職場、物作りの風景。おすすめされるたびに、誰かの好きという感情に触れて。
そうして好きになっていく誰かの町を去るときに、自分が旅人である実感が湧きました。
電車の時間までに歌は完成しなかったけど、出来たとこまでを近所の公園で歌ってきました。風が強くて聴けたもんじゃないけど、まあ記念に。
※強風注意です!!
まち歩きライブで歌を作るときにいつも思います。これは町に向けてのラブソングなんだと。しかも一方的な片思いの。
たくさんの人に町の魅力を伝えて知ってもらうためではない、町やそこで暮らす人に、自分の想いを伝えたくて歌ってる歌なんですよね。自分が作る歌は全部。
頼まれてもないのに。
でもそうやって自分の中では、熱海でライブをやる理由が育まれていきます。だってここで作る歌は、この町の人に聞いてもらわなきゃ意味ない歌ばかりなんだから。
そんな重めの愛を今回もいっぱい育んで、ロマンスカーでお家に帰りました。
最終日の日記、熱海全然関係なくて自分語りですみません。
また近いうちに会いに来ます!
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