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中村るつ「松崎町めぐり(2日目)」

今日は待ちに待った町内めぐり。今回同時期に滞在する「旅人」の藤原佳奈さん、持塚三樹さんと一緒に町をめぐる。直接お会いするのは初めてで内心緊張していた。昨日に引き続き観光協会の清水さん、そして松崎町役場の佐藤さんに町内を案内して頂いた。

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観光協会のすぐ隣に咲いているフジバカマと。左から近藤さん、藤原さん、中村、持塚さん、土屋さん。
近藤さんはアルカロイドの研究者、近藤平三郎さんのご子息で、後ろに見える立派な邸宅は近藤邸。土屋さんは元美術教師でこちらのフジバカマの管理をされている方だ。綺麗な蝶々が二匹飛んでいた。アサギマダラと言い、この蝶々は「鬼滅の刃」の登場人物のモデルになったそうだ。


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伊豆邸にて。リアルかかしアーティスト、稲葉さん、岩谷さんが制作されたかかし。みんな良い顔をしていた。笑顔のかかしは自分そっくりで親近感をもった。


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雲見海岸からの富士山。今日は快晴でいろんなところから富士山を見る事ができた。

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こちらは山からの富士山。富士山おっきい。


石部棚田に行く道中、偶然にも左官職人の高橋さんにお会いする事ができ作品を見せて頂く事に。

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オレンジの帽子をかぶっているのが職人の高橋さん。
漆喰を塗り重ねて作られたレリーフはとても美しかった。御本人曰く、30年職人をしているが未だに昔の職人の技には勝てない、そのような話をされていたのが印象的だった。

この後石部の棚田を見たり、室岩洞という採石場にも連れて行って頂き、市内あらゆるところを案内していただいた。昨日松崎町に来た時にも思ったのだが、松崎町はとても気分がいい。うまく言葉にして伝えるのが難しいのだが、そのように感じた。私自身の気分もいいし、土地自体もだ。そして何より住む人々からもそのいい気分は感じる。静岡県で人口が一番少ない地域と聞くが、町や人に活気があり閑散とした空気は感じられない。松崎町をもっと知るために明日からも色々と散策や体験をしてみようと思う。

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