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【松崎町】MAW(1~2日目)

松崎町観光協会の清水です。

松崎町に旅人が訪れて、3日が経ちました。
旅人の案内や仕事の合間を見つけて、これまでの内容を「note」に少しずつ書いていこうと思います。

まず「ホスト」とは、“旅人”(アーティスト等)を迎え入れ、地域の紹介や住民との交流を支援していただける団体。今回は、松崎町役場、松崎町観光協会になります。

ホスト(受入団体) 一覧
https://artscouncil-shizuoka.jp/wp-content/uploads/2021/11/%EF%BC%88%E5%88%A5%E7%B4%99%EF%BC%91%EF%BC%89%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf

次に「旅人」とは、地域性を存分に吸収し、自らの創造性を発揮できるアーティスト等。その中で松崎町を希望してくれたのは、11月に藤原佳奈さん(演劇)、持塚三樹さん(現代美術)、中村るつさん(芸術・美術)。2月にasamicroさん(ダンサー、アーティスト)、堀園美さん(彫刻を主とした視覚芸術)、上原善広さん(ノンフィクション作家)、小池壮太さん(絵画(油絵)、絵本)。合計7名の旅人です。

旅人(アーティスト等) 一覧
https://artscouncil-shizuoka.jp/wp-content/uploads/2021/11/%EF%BC%88%E5%88%A5%E7%B4%99%EF%BC%92%EF%BC%89%E6%97%85%E4%BA%BA%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf

『マイクロ・アート・ワーケーション』とは、そのような力を持つアーティストと住民が出会うきっかけをつくることで、人と人との新しいつながりが生まれたり、今あるコミュニティに何らかの刺激がもたらされることを期待されています。

詳しくは、アーツカウンシルしずおかの公式ホームページをご覧ください。
https://artscouncil-shizuoka.jp/sponsored-program/maw/


さて、今回の「マイクロ・アート・ワーケーション」事業でホストを担当するのが松崎町が1番最初ということもあり、松崎町役場の佐藤と何をどうするかと相談し、悩んでいるうちに、持塚三樹さん(現代美術)、藤原佳奈さん(演劇)、中村るつさん(芸術、美術)、3名の旅人を松崎町に迎え入れる11月15日になりました。

初日(11月15日)は、旅人の皆さんが松崎町に到着する前に観光パンフレット等の資料を袋にまとめ、旅人の情報を再確認し、事務所で仕事をしながら、皆さんの到着を待ちました。夕方過ぎには、全員が到着し、オフラインで初めてご挨拶をさせていただき、1日目は終了。

2日目(11月16日)は、「松崎町企画観光課の佐藤」と「事務所に偶然居合せた松崎町でホタルやフジバカマ等の自然保護活動を行っている元美術教師・土屋先生」と一緒にまずは松崎町を知っていただくため、主な観光スポットのご案内をさせていただきました。

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まずは、松崎町を代表する「なまこ壁通り」で記念写真。
左から、近藤先生(伊豆長八作品保存会の会長)、藤原佳奈さん、中村るつさん、持塚三樹さん、土屋先生。

松崎町は、なまこ壁の建造物が多く残る町として知られています。

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なまこ壁通り横の花壇には、土屋先生が会長を務め、町内で自然保護活動などに取り組む「まつざき里山ファクトリー」の皆さんが植えたフジバカマの花があります。(今年はもうそろそろ終わりです。)
今年の秋の人気観光スポットで多い日には数え切れないぐらいのアサギマダラ(海を渡り約2,000キロを移動することで知られている蝶々)が飛んでいました。ご案内した日も数頭だけですがまだ飛んでおり、皆さんに見てもらうことが出来ました。
※写真は、11月8日撮影したもの。

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続いて、室岩洞のご案内。
江戸時代から昭和29年まで稼働していた採石場で、当時の様子を残したまま見学することができる数少ない場所です。
こちらは後日、ジオガイドの渡辺さんにご案内していただきますので簡単にご案内をして、次の観光スポットに移動。

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続いて、雲見海岸からの富士山。
こちらで今回の旅人3名、ホスト2名で集合写真を撮りました。

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続いて、石部の棚田に移動する途中で左官職人の高橋さんに偶然に出会ったのでアトリエで漆喰鏝絵の作品を見せていただき、お話を聞くことが出来ました。

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続いて、石部の棚田をご案内。
標高120~250mに広がる約370枚、4.2haの田んぼは、東日本では珍しい石積みの棚田です。平成22年(2010年)には、「第16回全国棚田(千枚田)サミット」が開催されました。

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石積みの棚田の中に石の階段を発見!
アーティスト目線で遠くから撮影すれば、空中に浮いているように見えるのでは!ということで中村るつさんにモデルになってもらい撮影!
結果は写真のとおり。(笑)

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中村るつさんが大きな石に興味があるということで石部の集落の中にある大きな石を見に行きました。この石が何故、石部の集落にあったのかは旅人が投稿した「note」に答えが書いてありますのでご覧ください。

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午後からは静岡新聞の鈴木さんが取材で加わり、伊豆の長八美術館を見学したり、国指定重要文化財 岩科学校で記念撮影をしたり、観光施設のご案内をしました。

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その後は、伊豆であい村 蔵らに移動し、静岡新聞の取材を受けて、2日目が終了となる予定でしたが・・・

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急遽、旅人たちの詳しい活動内容をお互いに知りたいということで持塚三樹さんの知り合いの知り合いで会ってみたいと言っていた松崎町地域おこし協力隊の篠沢さん達も呼んで、ゲストハウス・イトカワの広間を借りて、プロジェクター、スクリーンを持ってきて、歓迎会を兼ねて集まりました。

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最後にマイクロ・アート・ワーケーションのポスターを持って、記念撮影をし、ゲストハウス・イトカワの広間を綺麗に片付けて、2日目が終了。

続きはまた時間をみながら書かせていただきます。

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