鮫島弓起雄「水と自衛隊」(2日目)
午前中は路線バスに乗って、御殿場の地名の由来となった徳川氏御殿跡、に建つ吾妻神社へ。「御殿場での滞在を良きものにしたいと思っております。ので何卒。」というお願い兼宣言のようなものをしてきました。
神社の入り口にあった小さい橋がかわいらしい。かつては水が流れていたのだろうか。
※ここでこの小さい橋の画像を入れようと思っていたのにスマホ見返したら写真撮ってなかった…失敗。
昨日歩いていた時にも思いましたが、御殿場ではとにかく水路をよく見かけます。ちょろちょろと細やかに流れるものから、ぞぞーっというそれなりの音を立てるものまで様々です。
水がある。お米がある。生きる糧がある。
午後はホストであるまこぱさんからお誘いを受けて、古本市仲間の会にお邪魔させてもらいました。それぞれのおすすめの本の話、今回滞在させてもらっているマンテンゲストハウスの前身であるマウント劇場の話、映画の話、自衛隊、アラブ系の民族楽器ウード、同時に滞在しているEriさんの台湾の話、口琴、などなど。本当にいろいろな話題が展開され、気が付いたら5時間くらい経っていました。
楽しい時間は速く感じるといいますが、まさに。
昨日今日で確信的に感じたのが、自衛隊の存在です。
話していると何かのタイミングで【自衛隊あるある】で盛り上がる時間がありました。これってやっぱり御殿場独特ですよね。
今日も散歩している途中、演習であろう『ズオォオーン...』というような響きを何度か耳にしました。大きくて四角い車両が通り過ぎるのも見かけました。
完全に生活の一部。御殿場と自衛隊は切っても切り離せない。
そしてそれは当然経済的にも。という話をいくつか聞きました。
これらの要素はある意味「恵まれている」と言えるのだろうと思います。
昨日感じた整然とした雰囲気、何かこう安定している様子は、この環境がもたらす御殿場の性格が表れているものなんじゃないだろうか。
今後出会う人と話をする時にも、この考え方を念頭に持ちながらの方が、解像度が上がるような気がします。
ところで、滞在2日目、まだ富士山が見えていません。
この先もあまり晴天が望めないようで、果たして滞在中に富士山を見ることはできるのか?とちょっとした心配をしています。