鮫島弓起雄「ジョイフルには辿り着けず」(7日目・最終日)

御殿場、マンテンゲストハウスでの滞在も今日で終わり。
の予定だったのですが、あまりにもこのゲストハウスが魅力的で居心地も良く、パートナーも呼んで1日プライベートで延泊することに決めました。
マイクロアートワーケーション的には間違いなく最終日となります。

今回の滞在前に、御殿場周辺で気になる場所というのを予めいくつかピックアップしていました。
その中でも特に注目していたのが
午前0時から開く飲み屋さん「ぼんくらや」

婦人服を販売している喫茶店「ジョイフル」
です。

この2軒は絶対に行きたい!と思いながら御殿場に来たのですが、4日目のノートで書いた自分に課したルール「実際に会った人からおすすめされたところ、あるいはその人と繋がりのあるところ、にしか行けない。」があり、今回の滞在はこれらの場所に導いてくれる人を探す旅、でもありました。

滞在終盤に差し掛かったところで、ふとゲストハウスの勝呂さんから「ぼんくらや」というワードが発せられて、「キター!」と一気にテンションも上がり、ここはクリア。
実際に行ってみるととても面白い場所でもあり、僕の御殿場に抱いているイメージをもう一つ補完してくれるひとつのきっかけにもなりました。

魔境感漂う「ぼんくらや」さんの入り口

もうひとつの目標「ジョイフル」は、この6日間で会った人の中に繋がりを持っている人は見つからず、残念ながら断念。
本当はめちゃくちゃ行きたい。
しかしルールを曲げるわけにはいかない。

それでもこのことからの収穫もありました。

御殿場の中でも皆が皆繋がっているわけではなく、ある種の住み分けというか、生活圏文化圏の違いがあるということ。
今回僕が「ジョイフル」に興味を持ったことで、御殿場の方々も『そういえば行ったことなかったね。今度行ってみようか』という小さな変化の可能性を与えられたこと。


そして今日のメインはなんといっても『こたつラジオ』への出演です。
主催のみずのけいすけさん、企画をしていただいたまこぱさんと、マンテンゲストハウスでこたつを囲んで雑談する30分。
滞在のクライマックスという位置づけでありながら、マイクロアートワーケーションについてというよりも、僕個人の背景についてを掘り下げるというスタイルは、意外でもあり嬉しくもありました。

同時期滞在のEriさんやクリーニングのオリーブのはなさん、フローリックのえりかさんなど、滞在中に会ってお話しした方々もゲストとして出演されて、今回の自分の滞在中の交流を振り返るようなイメージも浮かべながら皆さんのお話を聴いていました。
アーカイブとして30日間は聴くことができるみたいです。↓
https://twitter.com/mikkemac/status/1507571922766548994

「こたつ」というものが生み出す独特の空間とその力を改めて発見できた気がして、交流の場を作る活動もしていきたい僕としては、ヒントになりそうな良い経験ともなりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?