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午前中は雨降りのとても寒い朝を過ごしましたが、お昼前には晴れ間が広がり天気予報を裏切る日差しが出てきた静岡県伊東市。都内企業とのオンライン会議を終え、伊豆高原の備屋珈琲店を出るとまもなく本日からマイクロアートワーケーションでやって来る旅人・新造真人さんからメールが届きました。

おはよう御座います、新造です。14:51に伊東着です。
いま、人生で初めての伊東線にのってるんですが、車両が景色を眺めるような座席配置になっていて楽しいです。

伊豆急の黒船電車かな。きっと相模湾が広がる眺望が、旅のはじまりを歓迎していることでしょう。オンラインで顔合わせしましたが初めてお会いする方。出会った先の出来事に想いを馳せると自然に意識は未来に寄せられ、古き友人をお迎えするように宿泊地・K's houseへ向かいました。

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到着すると間合い良く、チェックインをされていました。伊東市街にアクセス良く、登録有形文化財のホステルで100%源泉かけ流しを楽しめます。まだ到着したばかりの新造さんは早々に「また来ます」と支配人に。気に入っていただけて嬉しい限りです。

チェックインを済ませると、先ずは予定通りなぎさ公園にご案内しました。マイクロアートワーケーションの後半で訪問予定している彫刻家・重岡建治先生の作品が並ぶ青空美術館です。先生のお人柄がブロンズとなって顕された彫刻からは、愛、家族、平安などなど、ピースな感情を受け取ることができます。

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伊東市を語る上でもう一つ重要な三浦按針(みうらあんじん)についても紹介させていただきました。ウィリアム・アダムスこと日本名・三浦按針は、大航海時代にオランダから東洋を目指し、日本に漂着した英国人航海士で、徳川家康の外交顧問として重用されたのち、日本で初めて洋式帆船を建造したという歴史的事業。実は伊東で行われたことはあまり知られていません。

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次にイルカのプールがあるドルフィンファンタジーをご案内しました。伊東市富戸の「イルカ追い込み漁」は日本でも数少ない伝統ある漁であり、世界の避難を浴びた和歌山県太地町にも伝統漁を伝授したと漁師さんから聞いたことがあります。当然ながら食文化もあったのも事実ですが、伊東市を語る上でイルカとのご縁は外せない特徴です。ドルフィンファンタジーでは一緒に泳ぐことができます。

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次に向かったのは新造さんが友人からレコメンドいただいたという菓匠 司へ。閉店間際に滑り込みで間に合いました。私も便乗していちご大福を購入したので、お茶の時間が楽しみです。

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そして最後に伊豆っ子ラーメンにお連れしました。伊東市民には馴染みの深いソウルフード・納豆チャーハンを食べてもらうためです。旅は美味しいに出会えると満足すると聞いたことがありますが、伊東市のソウルフード満足いただけたようで何よりです。

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〝伊東市街を知る〟駆け足でしたが、芸術、文化、歴史、食を体験いただきました。後半戦は地域との交流をアテンドしたいと思います。

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