本間純「場所の収集」 熱海(2日目)
見えない風景
かつて大湯と呼ばれた間欠泉の源泉は、ある時ピタリと出なくなってしまった。
1950年の大火で熱海の市街地1/4が焼失してしまった。
今回の滞在先ナギサウラ・戸井田さんの説明が淀みない。
朝から熱海の街を案内してもらう。
目の前にある風景は目に見える部分と見えない部分で構成されている。
例えばかつてあった風景、生活し関わった人々、流れてきた時間などである。
熱海の街にかつてはあって、今は見えないもの。
それは間歇泉と、70年前の街並。
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