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タカハシ 'タカカーン' セイジ「大雪警報」(滞在2日目)

滞在1日目は完全に移動日でした。今回のテーマは「無縁所」「障害福祉の現場探訪」で、昔主催していた「彼方へ思考を飛ばすための巡業読書会」で取り上げた網野善彦 著「無縁・公界・楽」(平凡社ライブラリー)を携えて京都からやって参りました。他には、最近ゲットした竹村和子 著「愛について―アイデンティティと欲望の政治学」を。

テーマについては、ぼくはYukoNexus6さんとのバンド「無職・イン・エクスカーション」で青春18切符で関西から東京を行ったり来たりするときに、ゆーこさんのおすすめで足湯にともにつかったり、ダッシュで定食屋に駆け込んだり何度かした思い出があります。その時ふと聞いた言葉が、温泉地はある意味の無縁所であるということ。
そこから福祉や経営について考えを深めたいと希望して叶った今回です。

2日目は、朝風呂をキメて(最近の自分へのご褒美はこれです)、10:30から1時間弱「熱海ふれあい作業所」荻沢さん、今回の受け入れ先&宿「ナギサウラ」を経営する「Meets by Arts」戸井田さんとオンラインミーティング。

熱海ふれあい作業所の成り立ちやFMラジオ番組づくりやふだんの事業のこと、これから自分自身が立ち上げる居宅介護・重度訪問介護・移動支援事業所についての課題について(立ち上げスタッフとの出会い方など)や、職員間の対等な、尊厳を損なわない関係性づくりについてアドバイスをお願いしました。

明日からのボランティア、本当に自然に口をついたので本来的な意味での能動、楽しみにしています。最寄駅から30分歩きます。その作業所がどう土地とつながっているか知るためにも今回はトレッキングブーツできました。

そしたら、大雪警報。幸先がよいです。みなさまどうかおきをつけて。

このあとは、ほかの参加アーティストの方と戸井田さんによる町歩き。昨夜の薄明かりの熱海、梅も満開でとても美しかったです。空想のヨーロッパ、岩場に立つ町。

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