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Aki Iwaya「レンタサイクル、ぶんじ寮、持ち寄り晩ご飯」(3日目)

11時過ぎ、御殿場駅前で立ち食いそば。

12時、電車でふたつ隣の駿河小山駅に向かい、レンタサイクルへ。http://kanko-oyama.jp/info/3733/ MAWの別拠点でホストを務める徳島さんから説明を受け、お借りする。テストコースAを選択し、何も考えず電動アシスト付き自転車で出発。道中、ピーターラビット的思想の屋外カフェ、キレイにされたであろう橋、まずは脳内でデザインされたことを感じさせる豊門公園など1時間強でまわる。テストアンケートを提出するためセンターへ戻り、再会の徳島さんへ26日のマンテンゲストハウスで行われる「それで御殿場はどうでした?会」へお誘い。辞去して御殿場方面へ再出発。

あまり疲れないのは電動のおかげだろう。だが電動でも当たる風が強いことは、乗っているのが人間で、書いているのが私であることに結因する。自転車の人はひとりも見かけられず、皆クルマに乗っていること。試みに自転車の人の感じた60分の屋外の景色の印象を圧縮してみると、総じて”空間感”が強く、人間の意匠から垂直にデザインされた特定の区画との意図せざるであろうアンバランスが残った。それも含めても、ある種の既視感とないまぜではR。真夏に炎熱の屋外から白熱灯のコンビニ、あう〜すずC〜とかやったらもうやることもなくなって、自動ドアに誘導され外に戻った時の対照。考えるともなく60分間、ナビ用途のスマホを片手に固定して漕いでいたら利き手薬指の背が擦り剥けている。
あ、言い添えるのを忘れていましたが、私は極度の方向音痴です。もっと早く言っておくべきでした。

20時、私の活動/生活拠点のひとつ「ぶんじ寮」の”1周年おめでとうオンライントーク”を、マンテンゲストハウス=マウントシアターのスクリーンにて鑑賞&ぶんじ寮とも繋ぐ。ttps://www.facebook.com/events/978519353012946「お金に頼るのを半分にして、各種持ち寄りで共同生活を営む」がコンセプトのぶんじ寮。適宜、私から来場してくれた4人へ補足説明しながら、オンライントークにも参加する90分。この1年でただの他人から、ただの他人とはちょっと違う他人になったように感じたーまるで他人事のような言い方になったのは、参加しながら同時に参加している場を解説するという参加の仕方のせいだろうか。とはいえ同じことがそのままこの日記にも言えるのでR。

PCを閉じた後は、すぐろさんと、まやさん(熱海で自分の家を1年半以上DIYで作りながら、御殿場のマンテンゲストハウスと2拠点生活を営む)に晩ご飯を作って頂き、滞在作家の澤田さん、来場の池田さんと囲む。
御殿場と熱海と尾道、ベルリンと日本とインドネシア、まやさんや澤田さんと私が見聞きしてきた経験を持ち寄り2時間ほどお喋り交換。滞在最終26日の夜、御殿場の飲み屋を案内してもらうという話に行き着く。ここだけの話、そこにはぶんじ寮からまっちゃんねるの参加があるはずでR。

明日は日没から、ある場所で焚き火を囲むこととなりそう。
私は辿り着けるだろうか?

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