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火星逆行中のナヴァラトリ

現在(9月10日から11月14日まで)火星が逆行中です。
すでに、逆行に入ってから1ヶ月近く経つわけですが、じぶんや身の周りの人たちを観察していて、強く感じることがあるので、シェアさせてください。

火星(マーズ)といえば、
情熱、また情熱を持って想いをカタチにする実現力・行動力・獲得意欲・男性性

といったエネルギーを司る惑星。

もしかしたら、いま、現在、
●思ったことや企画がなかなか進まない
●アイデアはあるのに実行に移すモチベーションが湧かない
●どういうわけか情緒不安定、感情的、イライラする、怒りの感情が止められない

こんなふうに、なにかしらの憤りを感じているかたも多くいらっしゃるのでは?

「逆行」にはネガティブな意味はなく、

わたし自身は、
通常(順行中)とは違った角度から、
もしくは、通常では観ることのできなかった角度から、じぶん自身の内側のエレメントをじっくり見直すチャンスと、とらえています。

火星なら、
本来、外へ、外へと向かうエネルギーが、内側に向いている、といった感覚。

今は、急いで意志や仕事、プロジェクトをカタチにしたり、無理に社交的になったり、焦って行動するよりも、
みずからの根元にある火のエネルギー=内なる自信と深くつながること。

ヨガをなさる時は、第3チャクラ=溝落ちのあたり(無条件の自信•信頼)を意識したアーサナ、呼吸法をオススメします。

さて、もう一つ、わたしが注目している流れとしては、この火星の逆行真っ最中の
10月17日(土曜日)のてんびん座の新月から、インドの文化では、ナヴァラトリという、たいせつな女神のお祭りがはじまる!ということ。

【 Navaratriとは?】
サンスクリット語で「9つの夜」を意味するこちらは、その名の通り、9日間にわたり、女神への祈りを捧げるたいせつなお祭りです。

9つの姿をとって表出する女神、もしくはそれらの女神が体現する女性性=シャクティを讃える祭りです。

※最初の3日間:ドゥルガー(すべての恐れ・エゴ、不要なパターンを焼き浄める)

4〜6日目:ラクシュミー(清められた心身へ豊かさ、豊穣のエネルギーを招き入れる)

7〜9日目:サラスワティ(溢れ出したスピリットの輝きで真の叡智にアクセスする)

最初にお伝えした通り、
Nava とは 9 つという意味。
Ratri とは夜を意味する Ra と生命の 3 つの要素、 【身体(ボディ)】【精神(マインド)】【魂(スピリット)】を意味する Tri となります。
Navaratri とは、生命の 3 要素全てに休息を与え、リフレッシュ&アップデートするための 9 日間という意味です。

この世に生まれてくる前、お母さんのお腹に9 ヶ月間いるように、この 9 日間は、 私たちが【源へ還る】ために、宇宙が用意してくれた、たいせつな時空なのです。

**
【オススメのマントラ】
Om Hrim Dum Durgayei Namah**

こちらは、ナヴァラトリの最初の三夜に向きあう、
ドゥルガー女神のマントラです。

戦い・プロテクションの女神として讃えられるドゥルガー女神。

ところで、このドゥルガー女神の強さ、とはどこから来るのでしょう?

世の中には、
盾と矛という二つの武器「強さ」がありますが、
彼女の強さはまさしく、矛をさすのだ、と。

つまり、ガードをはって、籠もって身を守るのではなく🙅‍♀️🛡**
→堂々とした魂のソード、刀によって。**

これは、わたし自身の練習からの体感覚からのお話となりますが、

先のマントラを続けていくと、
自らの内に微細かつ、
強力な竜巻が生じており🌪
有害な思想や出来事はそもそも、
この振動のもとには「近寄ることすらできない」
と、いったかんじ。

ちなみに、ドゥルガーというのは、
近寄り難き者、という意味
です。

特に、残りの火星逆行中〜ナヴァラトリの9日間期間中、
いまいちど、自らの情熱の矛先を見つめ、内なる「強さ」としっかりつながることで、

11月14日(15日、さそり座新月の磁力と呼応しながら)火星が順行に帰ってきた後、より、スムーズに自身の源のエネルギーを出力・活用できるようになるでしょう。

I trust myself as I trust universe.
宇宙の一部であるじぶん自身を信頼します。

Hari Om
真実、われ、それなり。

星のマントラ使い
mico sundari

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