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相生結び(アイオイムスビ)

みんなで作る
むすび百科事典-MUSUPEDIA-

水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。

解説

相生とは「一つの所から互いに接して生え出る」ということで、それが「共に成長する」「夫婦が長生きする」というような事に例えられ、水引では共に願う場面で使われる。実際に結んでみるとよく分かるが、結びの構造がまさに同じ根から二本の木が絡み合いながら伸びていくかのようである。

【テンプレ】MUSUPEDIA

相生結びは、ロープや飾り紐の類とも共通の構造をしている為か、名称、作り方共に紐と混同されやすい結びである。今号でも水引の扱い方に準じ、水引において美しく作れる手順で解説していく。水引でうまく結べないという方は、紐のやり方で覚えてしまっている可能性が高いので、必見である。

最近はハンドメイド等で髪飾り結び(カミカザリムスビ)の呼び名も目にするようになったが、由来等は不明である。他にも、綱あみ、四角結び、マット結び等と混同されやすい。

※水引は紐と共通の構造の結びが多数あるが、水引と紐は全く扱い方が違う為同じ手順ではうまくいかないことが多い。どんな結びにも手順はいくつかパターンがあるものだが、水引ライナーが伝えるのは水引専門なのはもちろん全ての結びに一貫した手順の法則性をもたせており、それが掴めてくるとあらゆる結びに応用できるので、関連性のないやり方を個々に学ぶより習得していきやすいのがポイント。

①相生結び(基本形)

通常、相生結びで水引をかける際は縦型で結びあげた状態のまま使用されることがほとんどだが、結び終わりを繋いだりカットすると、対象な形となり活用しやすい。水引結びの中でも数少ないくっきりとした四角形を表現できる結びである。

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相生結びの意味を感じられる、結びの手順動画です。詳しい結び方は、最後の解説ライブ動画にて。

②二重相生結び

基本形より一段多い結び方。二重相生結びの水引においての結び方も大変貴重なので、ぜひ解説ライブ動画でご確認ください。

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英表記

conjugate knot

twin trees knot
grow-old-together knot

活用例

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