近状報告とさせていただきます

人生であと何回ブログをスタートしては挫折してを繰り返すんだろう。そもそも「スタート」という感覚で始めるから続けられなくて「挫折」が訪れる。「ただ文章を書いた日」とだけ認識すればいい。本日はただ文章を書き、朝からマックを食べちゃっただけの日である。

このnoteのアイコンは、先日退職した会社に入社した3年前、入社面接の帰りに新宿西口ビックカメラのトイレで撮影した自撮りだ。会社の偉い人との最終面接ですごく緊張していたけれど、蓋を開けたらクロックスに白いTシャツでほぼ甥っ子の話しかしないラフなお兄ちゃんが現れて、それまで水商売畑にいた私は「本当に偉い人とは、こういう風貌なのか」と少し衝撃を受けた。
面接の手応えは特になく、何かを成し遂げねばと帰りにトイレに駆け込み撮影した。その後、無事に入社するのだが、今の私はその会社の休職期間を満了しほぼ家に引きこもるニートである。

昨年の12月に「うつ病」と診断された。
思い返せば学生の頃からずっと苦しくて悲しいそして怖い、単純だけど理解もしにくい、やりきれない気持ちを抱えて生きてきた。でも「生きる」ってそういうことの繰り返しだから、みんな「苦しいし悲しいし怖い」。言わないだけ。だからうつ病の診断を受けた時に「私なんかが病気として扱ってもらっちゃって申し訳ない。もっと困っている人にお裾分けしたい。」と思った。うつ病のお裾分けなんて、迷惑すぎるが。
カウンセラーに「いつ職場復帰できますか?転職した方がいいでしょうか?」と少しでも安心したくて聞いてみた。カウンセラーは私の手を握って「今、私からたのうえさんに言えることは『生きて』ということだけ。これがどういう意味か分かる?」と言われた。優しくて頭に入ってきづらいと思っていたカウンセラーの声だったが、これだけは真っ直ぐ耳に入った。
私は「生」から遠い場所に来てしまった。それが病気であることは理解できた。

それから半年経ち現在。先日会社の休職期間を満了し退社した。

体重は30kg増えた。うつ病は食欲が極端に失くなる人と増える人で極端に分かれる。私は増える方で、一番酷かった時は毎日吐くまで食べて自己嫌悪でまた食べるの繰り返しだった。水商売をしていたこともあって見た目に対するコンプレックスは元々強くあった。ダイエット人生で、太れば太るほどどんどん自分を嫌いになった。
食べるのが好きな自分、太りやすい自分、30kg太った自分、自分を受け入れて好きになりたい。だから私はダイエットを辞めた。食べたい物を好きなだけ食べる。もちろん太るけどこれ以上自分を傷つけないために、私は誰かと自分を比べて生きるのを辞める。デブ上等。朝マックだってしちゃうんだから。

まだまだ先は長いけれど、出来ることから自分なりに、いろいろ積み重ねていきたい。しばらくは朝11時に起きて、星のカービィ ディスカバリーをやって、18時になったら19時に帰宅する母のためにリビングのエアコンをつけて、24時に寝る、そんな生活をします。

こんなもんかな、また書くパワーが湧いたら書きます。

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