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11月28日(火) なにもかもがおいしくない

11月28日(火)
 妹の部屋で寝てしまう。不思議と猫も集まってくる。あたたかい。普段自分の布団で寝ている時は猫が一匹も来ないから、この重みと温かさが心地いい。ウォーキングはしばらく行けてない。
 夕方、風が強くなってきた。不安になる。テーブルに置いてある(母からのメモ付きの)病院の薬が飲めそうで飲めない。いつになっても飲めない。ごめんなさい。良くなりたいのに、飲む気力がない。矛盾。ぬるくもなく、熱くもない、いつものミルクティーを淹れる。ちょびおくんが膝の上にきた。外の風は強くて不安になるが、こうやって猫がいて、あたたかいミルクティーがあって、本が読めてという時間がまさに「穏やか」なのではないかと思った。
 こないだ母に「みーが有名になって印税が入ったら……」という話がなんかいろいろ、無理って思った。仮にそうなっても絶対もう母にお金は渡したくないと思った。
 こないだ父に言われたことが頭から離れない。「どうして死のうとするんだ!」なんてそんなん知らないよ。私が一番知りたいよ。
 ご飯がおいしくない。菓子パンもカップ麺もコンビニ飯も受け付けない。おいしくない。なにもかもがおいしくない。

サポートは よく飲む紅茶代、創作代とさせていただきます。