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【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その2

シニアからでもギターは上手くなる!

「若い頃、ギターを習っておけばよかった」という言葉を、たまに耳にすることがあります。

でも、始めるのはシニアになってからでも決して遅くはありません。

思い立ったが吉日といいますが、明日から始めてみませんか。

今は独学で苦労せずとも、ギターが上手くなる方法はいろいろあります。

ここでは、「いかに速く、楽に、しかもお金をかけずにギターを上達させる方法」をお伝えします。

あなたが明日からギターを始めたら、ふと気が付いた時には、人から羨まれるほどギターが上達しているでしょう。

好きなアーティストをまねる

あなたの好きな歌手、アーティストは誰ですか。

私の場合はサイモンとガーファンクルでした。

特に彼らの曲のなかでも、アメリカ映画の『卒業』にも使われた、「スカボロフェア」が大好きでした。

ポール・サイモンが弾くこの曲のアコースティックギターの音を拾おうと、レコード盤がすり減るほど何百回も繰り返し聴いたのを覚えています。

ギターを上達させるには、自分の好きなアーティスト、好きな曲をコピーするのが近道です。

ギター教則本をいくら練習しても楽しくありません。

YouTubeを繰り返し見ながら、1つの曲を徹底的にコピーしてください。

ご存じの通り、印象派の画家・ゴッホも日本の葛飾北斎の浮世絵を何度もコピーし、独自の画風を開拓していったのです。

一番弾きたいと思う曲を、YouTubeで探す

私は10代の頃、本を買って独学でギターを習いました。

今思えば、効率の悪い覚え方ですが、当時はそれが一般的な方法でした。

ギター教室もなく、もちろんYoutubeもありませんから、本とレコードから学びました。

それに比べ、今は楽です。

探せばギター教室もあるし、Youtubeでギターの弾き方を教えるサイトが豊富にあり、自分が弾きたいと思う曲の弾き方を解説した動画が必ず見つかります。

まず、好きな1曲を完璧にマスターする

好きな曲を決めたら、YouTubeの動画をみながら毎日少しでも弾いてください。

YouTubeにはあなたがコピーしたい曲のレッスン動画がいくつも見つかるはずです。

その中から自分が良いと思うレッスン動画を選んでください。

左手の指の押さえ方、右手の指の弾き方などをタブ譜付きで懇切丁寧に説明してくれる動画が見つかると思います。

毎日ギターに触れる

もう一つ大事なポイントは、ギターに毎日少しでもいいから触れることです。

風呂上がりの10分でOKです。

私の場合、30年近くギターをケースに入れっぱなしのまま、クローゼットの奥にしまい込んでいました。

少なくともケースから出しておくだけでも、もっと弾く機会が多かっただろうと思います。後悔先に立たずです。

ギターをしまい込まずに、いつでも手に取れるところに置いておくことがポイントです。

そしてすぐに弾くため、弦はいつも張ったままにしています。

弾き終わったら毎回弛めた方がよいのは分かっていますが、毎日だと面倒くさいので、張ったまま簡単に調音するだけで弾き始めます。

週に1回まとめて弾くより、毎日10分が上達の早道

毎日の風呂上りでも結構です。毎日少しでもギターに触れ、練習することです。

さあ、きょうは練習するぞと意気込んでも、週に1回では上達しません。

毎日継続して練習することで、ギターは上達します。

10分でもギターに触れることを習慣にできれば、それだけで上達が約束されたようなものです。

文:小暮貢朗

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