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アコギ弾き語りのコツ (すぐに効果が出る上達のポイント)

私はシニアになってギターに再挑戦し、自分の弾き語りに対する意識を大きく変えました。

そのきっかけになったのが、人前で弾き語ることでした。人前で弾き語ることでギターが以前よりも楽しくなりました。

人前で弾き語ることがなぜターニングポイントになったか、今回の動画ではそれをみなさまにご紹介したいと思います。

YouTube『ギターで歌おうch』の解説動画

詳しい解説をご希望の場合は、下の動画をご覧ください。

私の意識が変わった大きなポイントは、いままでは「自分に合わないギターで弾いていた」、「楽譜通りにそのまま弾き語っていた」のを「自分が弾きやすいギターに替えた」、「自分が弾きやすいようにアレンジして弾く」、「キーを自分の音域に合わせて歌う」ように変えたことです。

その他、人前で歌う機会を得て、弾き語りで大事なポイントを多く学ぶことができました。

以下、その8つのポイントについてご説明します。

1、自分が弾きやすいギターで日々練習する


チョイ弾き用には、テイラー社のGSminiを使っています。

テイラー製なので弦を緩めずに使用・保管する事が明記されているので、すぐ弾けるので楽です。

サイズが小さいので、音を気にしなければ練習用としては使いやすいです。

大きなギターで弾きづらく上達を諦めていたのが、中型の弾きやすいギターで弾けるようになると、大きなギターでも今度は同じように弾けるようになることが分かりました。

しっかり練習するときや本番の時は、音色が気に入っているマーチンのギターを使っています。

2、自分の音域に合うように転調してから歌う

いままでは楽譜通りのコードでキーを気にせず歌ってました。

いまは自分の音域(低音のシ~高音のファ)の範囲におさまるキーに転調した楽譜を作り、歌うようにしました。

その際にキーを長調ならC、D、Gなど短調ならAm,Emに転調し、後はカポタストで調整するようにしています。押さえやすいコードだからです。

合っていないキーで歌うことは、楽しく弾き語れない原因につながります。

3、チューニングがとても大事

ひと前で歌うことを経験し、チューニングがいかに大切かを実感しました。

しっかりチューニングするだけで、弾く音がきれいに聞こえます。

4、きれいな音を出すことを意識する

練習はゆっくり正確に弾くことを常に心掛けてください。しっかり押さえられず汚い音で速く弾いていては、いつになっても上達しません。

遅くてもしっかりきれいな音で正確に弾けるようにすることが早道です。

5、まず歌を完璧に覚えてから、ギターで弾く

いきなり弾き語りで歌と演奏を同時に練習しないことです。

歌とギターを別々に練習するか、自分が気に入って歌っている曲を弾き語れるようにすることです。

弾き語りの音量は声6に対し演奏4がベストだと思いますが、弾き語りの意識の集中も歌6対演奏4だと思います。

ギターに気を取られた状態での弾き語りは、うまくいきません。

そうでなくても人前で歌うと普段自分一人で弾き語っているのと大きく違って指(特にアルペジオやスリーフィンガー)が緊張で動かなくなります。

6、リズムとテンポがとても重要

 爪弾きを少し間違えても聞いてる人は思ったほど気付きませんが、ギターを弾くことに気を取られたヨタヨタなリズムや、速かったり遅かったり不安定なテンポは、聴き手からすればとても気になる点です。

リズム感を持って、適切なテンポで、大きな声で歌うことが大事です。

7、あまり曲をアレンジしすぎない

人によって歌はうまいのだけれど、感情を入れ過ぎてリズムを崩し過ぎたり、曲のイメージが変わるほどアレンジするのはいかがかと思います。

但し、声と演奏に強弱を持たせ、サビの部分を盛り上げる等の工夫は必要と思います。

8、自分が弾き語る曲の構成を考える

ギター一本の弾き語りなので、イントロはまずその曲だとわかるようにメロディを多少取り入れ、意識をギターに集中する。

歌に入ったら今度は全意識を歌うことに集中できるよう、ギターは定番のやさしい奏法にとどめる。

あとは間奏とエンディングだけ、ギター演奏を工夫する。そうするとなんとなくそれなりの弾き語りとして聴けるようになります。

以上、アコギ弾き語りのコツ、上達の8つのポイントについてのまとめです。

1、自分が弾きやすいギターで日々練習する
2、自分の音域に合うように転調してから歌う
3、チューニングがとても大事
4、きれいな音を出すことを意識する
5、まず歌を完璧に覚えてから、ギターで弾く
6、リズムとテンポがとても重要
7、あまり曲をアレンジしすぎない
8、自分が弾き語る曲の構成を考える

少しでもご参考にしていただければ嬉しいです。

『ギターで歌おうch』は昭和フォーク、ニューミュージック、J-POP、昭和歌謡、外国曲などを歌詞・ギターコード付きで解説したアコギ弾き語りチャンネルです。

記事作成:YouTube【ギターで歌おうch】運営者 小暮貢朗

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