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【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その1

ギターにもう一度、チャレンジしませんか ?

「若い頃、ギターを習っておけばよかった」という言葉を、耳にすることがあります。

でも、始めるのはシニアになってからでも、遅くはありません。

思い立ったが吉日。明日から始めてみませんか?

今は苦労せずとも、ギターが上手くなる方法があります。

ここでは「いかに楽に、速く、しかもお金をかけずにギターが上手くなる方法」についてお伝えします。

あなたが数年後、気付いたら、人が羨むほどギターが上手くなっている姿が、目に浮かびます。

初めて弾く人は、独学よりギター教室がおススメ

私は10代の頃、教則本を買って独学でギターを習いました。

今思えば、効率の悪い覚え方だったと思います。でもその当時は、その方法しかありませんでした。それに比べ、今は楽です。

ギター教室があるし、本はCD付、YouTubeにはギターの弾き方サイトが豊富にあります。

でも、初心者の方は、まずギター教室に通うことをお勧めします。

いまさら教室に通うのは恥ずかしいとお思いの方もいらっしゃると思いますが、半年だけ我慢して通ってください。

通うと通わないのではあとで大きな差になりますし、上達のスピードが違います。

教室に通うメリットとは?

レッスンを受けると、本に書かれたギターの知識や基礎テクニックの確認ができます。

ギターの持ち方、チューニング方法、ストロークや運指、TAB譜の読み方など、本よりはるかに速く、楽に学べます。

独学は変な癖がつくことがあり、あとで修正するのは大変です。途中で挫折する原因にもなります。

さらに、マンツーマンのレッスンであれば、スキルに合わせたレッスンを受けることができ、上達スピードはさらにアップします。

ギター教室の選び方 4つのポイント

まず、検索サイトで近くのギター教室を探してください。

大手の教室から個人のギター教室まで、たくさんのギター教室が表示されます。

教室にはそれぞれ特徴があるため、自分のレベルや何を習いたいかによって選ぶ基準は変わります。

自分に合ったギター教室を選ぶには、いくつかの選ぶポイントがあります。

レッスン料

レッスン料が高ければ、良いレッスンが受けられるということではありません。自分に合った雰囲気の教室や先生を見つけることがポイントです。

レッスン料以外に教材代を取る教室もあり、レッスン料単体ではなくトータル料金を確認してください。

教え方や雰囲気

先生の質は個人差があります。ギターが上手い先生イコール教え方がうまいとは限りません。

あなたと先生との相性の問題もあるので、体験レッスンの段階で誰が教えてくれるのかを確認しておきましょう。

レッスンを受ける曜日、時間帯で先生を選べるはずです。

教える内容

レッスンは、各教室によって異なります。クラッシックギター教室なのかエレキ教室なのか、自分が習いたいジャンルの教室を選んでください。

用意されている楽曲を演奏する教室もあれば、自分のやりたい曲に挑戦できる教室などもあります。

通いやすさ

基礎を学ぶには、教室に最低半年は通った方がよいと思います。

いくら自分に合った教室が見つかったからと、アクセスが悪いと途中でやめる原因になります。

自宅からどれくらいかかるのか、最寄りの駅からは何分で着くのかなど、アクセスの良さも確認しましょう。

経験者はYouTubeで独学を再開

以前にギターを弾いた経験がある方は、お金をかけてまで教室に通う必要はありません。

私の場合、CD付の本で練習した時期がありました。

でも今は本でなく、Youtubeを見ながら練習することがベストの選択だと思います。

無料だし、目と耳から同時に、しかも繰り返し学べるのでとても便利です。

勘を取り戻し、さらに上手くなる4つのポイント

以下の4つのポイントを押さえることで、さらに上達できます。

毎日10分でもギターに触れる

毎日の風呂上りでも結構です。毎日少しでもギターに触れ、練習することです。

週末まとめて練習するより、はるかに上手くなります。

ギターに毎日触れることを当たり前のように習慣にできれば、上達が約束されたようなものです。

マスターしたい曲を集中的に練習する

私の場合は、サイモンとガーファンクルのスカボロフェアでした。

中学時代にこの曲のメロディーが気に入り、自分で弾きたいと思ったのがギターとの出会いでした。

この曲を弾きたいという強い動機があれば、必ず上手くなります。

成績がオール3の子供より、1教科だけでも5がある子供の方が、後で伸びる可能性があります。

1曲をまずマスターし、楽しく弾ける達成感が味わえれば、ほかの曲にチャレンジするモチベーションが生まれます。

自分の弾く姿を録画し、チェックする

私はカメラに音と映像を記録して、後で楽しみながらチェックしています。録画はスマホでもできます。

自分が弾きながら聞く音と、改めてビデオで聞くのでは感じが違ってきます。

客観視できるので、自分の癖や修正した方が良いところが自分でわかります。

Youtubeに非公開でアップし、自分の演奏を他の人と比較してみるのもよいでしょう。

他人に聞いてもらう

自分が弾き語る姿を、身近なひとに聞いてもらうのも上達するコツです。

一人で弾くだけでなく、いつか人前で歌う目的があれば、さらに上達が速くなります。

人から褒められたら、嬉しいですよね。

「ギターが楽にうまくなる方法その1」のまとめ

速く、楽にギターを上達させるには、独学でなくギター教室で基礎のレッスンを受けた方がよい。

ギター教室を選ぶ際は、レッスン料、自分に合った講師か、教わりたい内容か、通いやすいかなどを考慮し決める。

教室で基礎さえ習得できれば、長く習う必要はありません。お金もかかるし、自宅で練習する方がベターです。

経験者はYouTubeを大いに利用してください。勘を取り戻し、さらに上手くなるコツは、毎日10分でもギターに触れる。1曲を集中的に練習する。自分の弾く姿を録画する。他人に聞いてもらう。以上の4つです。

アコースティックギターなら石橋楽器店!【ギターが楽に上達する方法】は、その1からその5まであります。そちらもご覧ください。

文:小暮貢朗

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