This is Yokohama.

今日は横浜のジャズの日、横濱ジャズプロムナードのイベントが繰り広げられた。横浜美術館の対面「MARK IS みなとみらい」の前あたりでニューオリンズJAZZを巧みに奏でるマーチングバンドが一瞬歩みを止めて演奏、先導役の人が楽し気にステップを踏む。明るい陽射しの下楽しさ一杯だ。

横浜大桟橋のくじらの背中に乗ってみた。そこは対岸の赤レンガ倉庫パークの全貌が見る良い場所だ。赤レンガとみなとみらい２１の摩天楼を背景に、港内の遊覧船が着岸しているのが見えた。きっと100年前はそこに太平洋の大海原から来てはまた出て行く貨物船がどんと構えていたのだろうと思う。

横浜みなとみらいのクイーンズパークに出ると神話に出てくる翼と布をモチーフにしたオブジェに出くわす。正直に言えばこれはクジラの尻尾かなと思っていた。クジラであればここは大海原だが翼であればこれから目の前の大観覧車を超えて夏空に羽ばたく準備をしているというところだろうか。

JR横浜駅に直結し、シーバスも着岸する横浜ベイクオーターはそこからみなとみらい地区にも歩いて渡っていけるちょっとした交通の要衝だ。海際に張り出すテラス席のレストランなどもあり、横浜らしい施設だと思う。しかしあまりに暑いこの夏の昼間はさすがに屋外のテラスには人は少ない。でも夜は・・

みなとみらい地区の横浜港にプカリと浮かぶこの構造物は通称ぷかりさん橋は日本で初の海上の浮遊体の桟橋であったらしい。桟橋なのでプレジャーボートや客船が着岸する。レトロな港町横浜より新しい港の都市みなとみらい地区の小さなシンボルといった印象がある。連日炎天、対岸がかすんで見える。

都会では色々なオブジェを見る。横浜も公園や並木道やちょっとした広場で遭遇する。みなとみらいの地下鉄の駅から地上にあがり、あたりを見渡すといちょう通りの向こうに下の部分が地面に埋まった印象的な物体がある。未来人が見ればランドマークタワーへ転がっていく大きな鉄の車輪と思うのだろうか。