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#48 全ては不安から始まっているけど、その不安はどこから来ているのか?

こんばんは。Mickey★です。

お金を上手に活用することで、お金の悩みから解放されて幸せになれる「お金との付き合い方」をご紹介しています。

お盆休みで帰省した人から、ちらほらとコロナの陽性者が出ており、この大移動で更にコロナ感染者が増えるだろうな~と感じております。
かくいう、私は、実家が都内にも関わらず、実家には帰らずZoomで、話をしました。
ゴールデンウィークの時に実家に帰った時に『会社を辞める。上司にも話をしている。』と言ったら、親が大パニックを起こし、その後のことは思い出したくもないのですが…もう40歳になる子供を捕まえて、30年以上も前の昔の価値観を押し付けられるので、そりゃあ喧嘩になるよなぁと思った次第です。
今の仕事自体は、私の得意領域ではあるし、他の人よりもできるという自信はあるのですが、自分が残りの人生を賭けて、やりたいことではないんですよね。そういうことに疑問を持たずに生きられたら、どんなに楽だろうと思ったこともあります。

今回も、そのことを咎められるのではないかと思っていたのですが、親から年収90万で生活している人がいるよと言われて、勧められた本を読んでみました。

大原扁理さんについて

23歳の時に愛知県から上京して、23区内にアパートを借りて、働き始めますが、働いても働いても生活に余裕がなく、ストレスを感じ始め、郊外の家賃の安いアパートに移り住み、週に2日だけ働いて、自分が良いと思ったものを取り入れた必要最低限の生活をしている人です。
31歳から台湾に移住したそうですが、今は、コロナと親の介護で一時的に日本にいるそうです。
彼は、自分が何者かを相手に分かりやすく伝えるために「隠居」という言葉を使っています。
なお、著書は「年収90万円で東京ハッピーライフ」、「なるべく働きたくない人のためのお金の話」「隠居生活10年目 不安は9割捨てました」、「いま、台湾で隠居してます」等があります。

通常でいけば、「年収90万円で東京ハッピーライフ」を読む人が多いと思いますが、私は最新で出版されている「隠居生活10年目 不安は9割捨てました」を読みました。

この本をオススメしたい人


1.何かやらねばと焦りや不安を感じている人
2.自分探しをしている人
3.ニートや引きこもりの人

この本のあらすじ

著者は、25歳から隠居生活(週2日だけ働く)を始めて、10年が経ち、お金も地位も友人もないけど、それでも毎日、楽しい生活を過ごしています。
世間一般では、お金が欲しい!地位が欲しい!友達が欲しい!という人が多く居る中、それを捨てたことと同時に「いらない不安」も一緒に捨てたことで、等身大の自分の、自分にとっての幸せとは何かを追求したからです。
そもそも、私たちに付きまとっている『不安』って何だろう?、何故、『不安』になるのかを、著者視点で解説している本です。


不安という感情を支配されているけど、シンプルに考えれば解放される

この本を読んでいて、一番感じたのは、『私、疲れているかも』でした。
会社を辞めようという決断はしていますが、食べるためには最低限の仕事はしなければならず、何をするかは全く見えていない状態で、毎月、何か新しいことを取り入れて、やり続けねば・・・と思っており、そう思えば思うほど、心は疲弊していっていったように感じます。
人に感化されてやっているのか、自分が好きでやっているのかの区別がつかないくらい、冷静さを失っていたと気付くきっかけになりました。

大原さんみたく、自分の好き・嫌いがハッキリしていれば、判断はつくと思いますですが、『私が知っている世界自体が狭いのでは?』と感じているので、まずはやってみて、判断しようというのが、私のスタンスです。
これは、実体験から言えることですが、「やらないで知っていること」と「やって知っていること」には大きな差があると思います。
ただ、自分の性格を理解しておく必要があり、私の場合は、のめり込んで休息を忘れてしまい、心が疲れるというパターンが多いので、それを止めてくれる人が居ないと、ストレスを周りにぶつけまわる状態に陥ってしまいます。おそらく、客観的に物事が見る力が弱いんだと思います。

また、大原さんの面白いところは、働かない残りの5日間の過ごし方です。自分の健康を保つためには、どのような食事をすればストレスが減るか、どんな服を着ればストレスが減るかというように生活における事柄に対して、自分が納得がいくまで追求するという、研究者っぽい気質を持たれています。
そして、自分が納得しないものは、誰に言われようと、やらないというスタンスを取られており、これは、できる人の方が少ないように思いました。

お金がないと生きていけない、よく言われますが、これも結局、周りの人(親や友達やメディア等)が言い聞かせた呪いの呪文だと思います。
幸せと感じる生活レベルは、人によって異なるので、自分が何に対して幸せと感じるか、どういう生活を送りたいのかを追求すれば、自ずと自分の生活に必要なお金も分かるので、その分のお金だけを稼げればいいと思います。
物事を複雑に考えすぎているのは、自分自身で、世の中はもっとシンプルなのではないかと思います。

不安という感情は、『その物事が漠然としていて、よくわからないもの』なので、行動を起こして不安を減らすしか方法がないと思ってましたが、最初から不安を持たないように捨てるという方法があることを知ったのは、新たな発見でした。
私もストレスを減らすために、どのような過ごし方をしたら良いかを考えてみようと思います。






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