ファーストクラスに乗ってイタリア旅行をした話
こんばんは。Mickey★です。
先日、ファーストクラスに乗ってイタリア旅行に行ってきました。
・・・という話を会社の人に話をしたら、ビックリしていました。
（そりゃあそうだ）
「びっくりした～！頭、おかしくなったのかと思いましたよ～」って言われてた上に、ミーティングに皆が集まるまでのアイスブレイクで話をしていたので、Web参加の人からは、「夢の中の話ですか？」と言われました。
本当にイタリアに行ったのではなく、バーチャルリアリティー（VR）で行ってきました。
元々は、以前に読んだ本で新宿で高いところから猫を助けるVRを体験できる施設があり、スタッフが体験している人の傍で腕を掴んでいるのを見た筆者がスタッフに尋ねたら、腕を掴んでいないと本当に失神してしまう人がいるという話を読み、そんなに現実と差異がないんだと興味を持ちました。
ネットで調べると、新宿の施設は既に閉店しており、他に体験できるとことはないかと探していたところ、池袋にファーストクラスの座席でVRで旅行を体験できる施設があることを知りました。
このコースでは、2時間でファーストクラスの座席でVRの旅行体験とファーストクラスの機内食を体験できます。
本当にファーストクラスでイタリアに行こうとしたら、片道で358万（ANA）かかり、直行便でも約13時間かかります。
それが、たったの6,580円で体験できるんですよ⁉
因みに日にちによって訪問できる場所や料理も変わり、ニューヨークやパリ、オーストラリア等に行くこともできます。
施設は、池袋の西口から徒歩10分弱のところにあります。
雑居ビルの中にあるので、普通の人は、こんなところにそんな施設があるのかと思ってしまうと思います。
雑居ビルのエレベータに乗って降りると、ガラス張りのドアが見えます。
ドアを開けて入り口を入ると、キャビンアテンダントの人が搭乗手続きをしてくれます。
この時にちゃんとパスポートと搭乗券を受け取ります。
パスポートは判を押してくれて、搭乗券は自分の名前が入ったものを渡してくれます。
ここは、池袋国際空港という設定で、案内されて座席につきました。
航空機の機内のようですが、荷物入れは流石に無かったです。
ファーストクラスに乗ると、目の前にビジュアルが見えます。
しばらくすると、キャビンアテンダントが出発の案内と救命胴衣の使い方の説明をしてくれます。（飛行機は絶対に落ちないので、救命胴衣を使うこともないのですが、リアリティを求めた結果かと）
目の前のモニターで本当に空港から飛行機が飛び立つ映像が写り、飛行機が離陸するまでの滑走路の揺れも再現されています。
飛行機が飛び立つと、壁にあるモニターが上空を飛んでいる映像に切り替わり、富士山が見えますよというアナウンスも流れます。
日本を離れると、それぞれの客先にVRの機器が配られ、セットすると、イタリアの観光が始まります。自分が上下左右見ても、映像がしっかりと再現されており、上を見るとイタリアの空を見ることができます。
映像自体は、観光客の人たちよりも目線が上に位置されているため、映像自体は、自撮り棒等で撮影されたものと思われます。
それでも、次々と場面が変わって、観光ができるので、本当にスゴイです。
イタリアは、行ったことがないのですが、彫刻と教会が多かったです。
彫刻は、ギリシャのイメージが強かったのですが、イタリアも多いんですね。ローマの休日で見た噴水や真実の口等も見ることができました。
VRでの観光は40分くらいで終わり、その後は機内食が運ばれてきました。
因みにワンドリンクは料金に入っているため、好きなモノが頼めます。
私は白ワインを頼みました。
ご飯は、少し味は濃いものの、飛行機の上だと思えば、十分に美味しかったです。
そして、この日は、私の誕生日を友達に祝ってもらっていたのですが、機内アナウンスでお誕生日を祝われました。
お店で、「本日、誕生日の人が居ます～」というシーンは、よく見かけるのですが、祝われる立場になったことが無かったので、めっちゃ恥ずかしかったです。（20代なら良いかもですが、40ですから…）
そして、あっという間に飛行機は池袋からイタリアのローマに降り立って終わりました。
こういったVR体験は、若い世代が多いのかなと思っていたのですが、私が参加した回は、私と同じ年代（40代）か、それよりも上の年代が多かったです。若い人からすると、6,580円は高いと感じるのかもしれません。
VRについては、思った以上に機器が重かったので、まだ、全体に普及するのは、まだまだ先なんだろうと感じました。
あと、乗り物酔いをする人は、VRの映像で酔ってしまうかもしれません。
VRの映像は、写真に撮れないので、経験してみたい人は、ぜひ一度、行ってみてください。
※施設は、池袋のほかに浅草もあります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます！
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