アニメレビュー「リコリス・リコイル」
こんばんは。Mickey★です。
最近、仕事が忙しく、株式市場のさえない状況のため、少し息抜きしようと思って、久々にAmazonプライムでアニメを見ました。
1話を観た時は、あんまりピンと来なかったのですが、2話目から気になってあっという間に見てしまいました。
重いテーマの割にライトな感じでまとめられているので、頭を使わずに楽しく観ることができるので、オススメです。
このアニメをオススメしたい人
1.可愛い女の子が好きな人
2.自分の役割・使命って何ぞや?と考えている人
3.アクションが好きな人
このお話のあらすじ
「DA(Direct Attack)」は、犯罪者を極秘裏に抹殺・消去する組織で、親のいない子どもを養成して殺人技術を身に着けさせた「リコリス」と呼ばれる少女たちが普段は女子高生に偽装した姿で市中に潜伏させ、有事の際に任務を与えて犯罪者を暗殺することで日本の治安を守っていた。
そんなある日、リコリスの井ノ上たきなは、銃器密売の犯人を仲間とともに追い詰めていたが、人質に取られた仲間を救うために犯人を殺すなという命令に従わなかったため、本部から左遷されてしまう。
たきなが訪れた喫茶店「喫茶リコリコ」は、DAの支部としての裏の顔を持っており、そこには歴代最強と称されたリコリスの錦木千束が所属していた。
たきなは当初「リコリスとして一刻も早く実績を上げて本部に戻る」ことにこだわっていたが、千束との交流の中でリコリスとしてではなく、自分の意志で決断する生き方を学んだことでそれまでのこだわりを捨てて千束との絆を深めていく。
そんな千束はDA本部から一目置かれている存在にも関わらず、本部に所属していないのは、何か秘密があるようで・・・?
自分の器とスケールにあった範囲で役に立てることができることが大事!
以下はネタバレになってしまうので、ネタバレしても良い人だけ、読んでください。
DAが犯罪者を秘密裏に抹消することで、その組織が強い権力を持つことで平和が保たれることに疑問を感じた真島はDAを消そうとします。
仮面ライダーにしろ、ガンダムにしろ、それぞれの正義に基づいて戦っており、どちらが正義でどちらが悪とは一概に言えず、それぞれの立場が変われば、見方も変わると思います。
真島は、DAやリコリスの存在を世間に知らしめることで日本の治安維持に疑問を投げかけたけれど、日本の権力均衡を保つことにこだわり、自然の成り行きでバランスを取る世界を創りたいというのは、個人の良心がなければ、混乱しか招かないと思われます。
基本的に私は、こういったダークヒーロー側の方を好きになる傾向が強く、真島は好きなキャラでした。
ラストで真島と千束が二人で対決をするシーンがあり、千束は『自分を必要としてくれる人だけを助けられれば良い、世界がどうとか知らんわ』という考えを真島に言うと、「ちっせぇな。志とかないのかよ?」と言われます。
最近では、インフルエンサーが多くいて影響力を持ちたいと思う人も増えていると思われますが、単純にそういう人に対して憧れて、自分もそうなりたいと思う人が増えたと思います。
しかし、数を獲得しても人数=影響力にはならず、コアなファンを増やした方がもっとも効果的だと感じます。また、自分の能力や器を理解しないと自分で自滅する可能性も高くなると思います。
3月に自分で個人事業主として生活する上で、多くの人に知ってもらうことが重要と思いブログやTwitterを始めてみましたが、多くの人に知ってもらいたいという気持ちは私の中で微塵もなくて、何のためにやっているのか、よく分からなくなりました。
最近になって、別に世界も日本も変えたいという気持ちってないな~ということが分かり、自分が対応できる範囲で実直に対応することの大切さを感じていたので、千束の言葉はすごく自分の心に刺さりました。
久々にイラストをアナログで描いてみました。(表紙イラスト)
こないだ、デジタルでイラストを描こうとワコムのタブレットを買ったのですが、全然使いこなせず、だったらアナログで描いてみるか~と。
デジタルの方が修正がカンタンにできるけど、アナログの方が味が出るので、やっぱりアナログの方が好きだなと思った次第です。20年のブランクがあるので、もう少しイラストを描く時間を増やしたいなと思います。
(スキャナがないので、スマホで撮ったら暗くなったorz)
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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