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‘23.7.17 大平宿でタイムトラベル

2023年7月17日

今回のツーリングは大平宿を目指しました。
廃村後も今も残る宿場の様子を見てみようと、兵越峠から国境を越えて南信濃入りしました。

兵越峠 国境越え

南信州に入りました。
静岡とは異なる雰囲気に隣県といえど遠くに来たなぁと感じながら南木曽町に向かいます。

南木曽町より県道8号線に入り、延々と山道を走り、大平峠を超えて…

大平宿に着きました。

大平宿

とても不思議な空間でした。

周辺の道路整備が進み、昭和45年に廃村、集団離村した跡となりますが、現在では大平宿をのこす会にて宿泊体験が出来るとのこと。江戸、明治など様々な年代の建物がしっかりと残っています。

当時の主人を失った家屋や、その場全体の雰囲気が何か言いたげで、かつての賑わいが戻ればいいなと思いつつ、でも時間の経過には勝てずに朽ちていくのを覚悟している、そんな感じを受けました。当時の村を後にする方々の想い、数件建屋の中を覗いて見て、なんとなくですが感じました。残す会の方々のご尽力で、雑草で覆われることなく、生々しく現存する空間に入ることでタイムスリップを擬似体験出来ました。
11月中旬から4月まで閉鎖となるようで、次回は春か秋に訪れてみたいと思います。

写真を撮り忘れてしまいましたが、ここ大平宿は五平餅の発祥の地とのことでした。

大平宿を後にして飯田市街に向かう途中で旧大平街道の林道を見つけて少しだけ探索、日本のこうした場所を訪れるには最適なセローです。復活を切に願います。

旧大平街道をセローで探索
旧街道で水浴び出来ました

飯田市街に向かう途中で珍しい「振袖道標」を見ました。なんとも愛らしい道標、作った方のセンスの良さが伝わってきました。

振袖道標!?
こっち

飯田市街を一望して静岡への帰路につきました。

飯田市一望

兵越峠手前の  南信濃 和田宿にて
幹線道路だけを走っていると見落としがちですが、こうした旧街道は今でもたくさん残っていますので、なんとなく雰囲気を感じたら側道に入りこむようにしています。昔の道筋に沿っての街並みはたくさんの発見がありますよね。バイクツーリングの楽しみの一つです。

静岡に戻り、暑くて水窪で休憩、今では少し珍しい瓶の販売機発見、コーラか迷いましたが、HI-Cにしました。とても久しぶりの味でした◎

まだまだ旧街道探索のツーリングは続きます。

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