5年間で1300種類、日本酒を飲んできたわたしが辿り着いた結論


2019年から日本酒を飲むようになって5年間。今まで飲んだ日本酒は1300種類を超えて、最近やっと自分に合う楽しみ方を見つけることができました。

日本酒を好きになって発信を始めると、「有名銘柄だけではなく色々な銘柄を飲んで欲しい」「一期一会が日本酒の良さだ」とたくさん言われました。最初は日本酒のことを知りたいし、発信もしたかったので、色々な銘柄を試しました。

好きな味わいに出会えると心から幸せな気持ちになって「日本酒が大好きだなぁ」と思えるのですが、苦手な味わいに当たることも多く「わたし日本酒好きだよね・・?」という気持ちになったことをよく思い出します。苦手な味わいも多いのに日本酒好きって言っていいのかな?もしかしたら日本酒が嫌いなのかもしれない...!と感じる時もありました。

わたしは、なんでも「好きなものを永遠リピート派」。心の底から大好きだと思ったものは飽きずに毎日食べ続けることもある。たぶんこれは小さい頃からずっと変わらなくて、大好きだったトトロと魔女の宅急便を何度も繰り返し見ていたり、好きな音楽は高校生の頃から変わらず今でもずっと聴いていたり。ドラマ「校閲ガール」も何回も繰り返し見ました。

そんなわたしは「一期一会」の楽しみ方がずっとしっくり来なかった。多くの人は、それが楽しいって言っているのに心から楽しみきれない自分にもモヤモヤしていました。

色々な日本酒に出会うのが楽しいっていう方には1㎜も共感されないと思うけれど「好きな味わいに出会うことが日本酒って難しい。」をどうしても解決したくて、真剣に日本酒の楽しみ方に向き合いました。

ちょっと話が逸れてしまうけど、日本酒が飲まれない原因ってこういう小さな違和感にあると思うんですよね。「よく分かんないから・難しいからいいや」って無意識に選択肢から外れてしまうのではないでしょうか?

わたしはもっと日本酒を好きになる人が増えたらいいなという想いもあって発信を続けています。美味しい!幸せ!っていうプラス要素も大事だけど、まずはマイナス要素をなくして、わたし自身も納得できる日本酒の楽しみ方の提案をしたかった。

そんな中で「わたしに合う日本酒の楽しみ方ってなんだろう?」と、ずっともがいて探し続けて辿り着いた結論は、

「お店ではソムリエさんに頼る、
買うならボーミッシェル。」でした。


シンプルすぎる…!


【お店ではソムリエさんに頼る】


わたしがずっと悩んでいたこと。

①どれが好きな味わいか分からない
甘くて飲みやすい日本酒は好きだけど、苦手な日本酒もいっぱいあります。日本酒は種類も多く、同じ銘柄でもお米違いなど、どんどん出てくるので、毎回メニューも違う。自分で選ぶのってなかなか難しい。

②好きになっても同じ日本酒に出会えずリピートできない
前に飲んだ日本酒が美味しかったから次も同じものを飲みたいなって思って同じお店に行ってもないことが多い。好きなものをリピートする、たったこれだけのことなのに、なんでこんなに難しいの?って思っていました。同じお店でもないし、違うお店に行ったらもっとない。むしろどこに行っても初めて見る日本酒の方が多かったりする。


③同じ銘柄でも味わいが違うことがある
毎年リリースされる季節限定の日本酒、昨年と味が違う?ってこともあります。さらに同じ年の日本酒でもお店によって全然味わいが違ったりもします。開栓してどのくらい経っているかでもすごく変わってくるんですよね。日本酒難しすぎる。

わたしが元々いた大好きなスイーツの世界、パティスリーでは毎日大体同じケーキが並ぶ。定番のショートケーキ、チーズケーキ、モンブラン、シュークリームなど。そして季節限定のもの。

2回目に訪れた時に、美味しいって思ったケーキをリピートできる。定番のお菓子なら年中いつでも食べられる。

旅の世界も同じで、インフルエンサーが素敵な場所に行ってそこで写真を撮ったら、同じ場所に訪れて同じ構図で写真を撮ることが出来る。

だからこそ、みんなが真似してSNSに載せて、っていうサイクルが出来るのだろうけど、日本酒ってそれがなくない?

「一期一会が面白い」それもあるかもしれないけれど、選択肢があまりにも冒険すぎて、わたしのような苦手も多い「好きリピ派」にとっては、ちょっとだけ優しくない世界に感じてしまった。


わたしの好みの把握してくださった行きつけのお店の店員さんや少しずつ銘柄を覚えていったおかげで、「日本酒って美味しい!最高!幸せ!」な瞬間にたくさん巡り合っていたけど、発信していないところで「日本酒苦手・・」な瞬間もたくさんありました。

娯楽なのに、お金払って苦手を体験するのは嫌!笑

日本酒に対してネガティブになってしまうことを限りなく0に近づけたい。そのためには「好きな味わいだけ」に出会い続けることが重要でした。


そんな時に出会ったのがフレンチレストランのソムリエさん。(中目黒にあるRestaurant Re: 苅田さんです。)

わたしが「同じ銘柄を飲みたい」「リピートしたい」というのは、「自分の好みの味わいに出会いたい」ということ。甘いしゅわしゅわ系やわたしの好きな味わいだったら特に銘柄はこだわりませんでした。


よく「甘い日本酒が好き」って言うと、フルーティーなものをおすすめされがちなのですが、香りが華やかすぎるのも実は苦手で、だいすきと思えるストライクゾーンが狭いのです。でもソムリエさんは、その微妙なニュアンスも汲み取ってくださりました。

実際に、Re:さんではわたしの推し日本酒もたくさん扱っています。飲んだことのある銘柄も、ソムリエさんに選んでいただくまだ飲んだことのない銘柄も、全部好きだと思える日本酒ばかり。

開栓した日によっても味わいが変わってしまうほど繊細な日本酒。その時にお店にある日本酒の状態を把握しているソムリエさんに頼ることが一番高確率で好きな味わいに出会える!という結論に辿り着きました。

ペアリングも大事にしつつ、わたしに合うかどうか。「この日本酒を知ってほしい」じゃなくて、「わたしが日本酒を楽しめること」を第一優先に考えてくれる。

そして、素敵な空間のフレンチレストランで優雅にワイングラスで日本酒をいただく最高のシチュエーション。

わたしの中にあった「好きな日本酒に出会えない。日本酒って難しい」を解決してくれる上に「おしゃれに可愛く楽しみたい」という理想も叶えてくれました。

Re:さんはランチだと5000円位で日本酒ペアリングコースを楽しむことが出来るので、気軽に行きやすいのも嬉しい。お昼からワイングラスで乾杯、至福の時間ですよ〜〜〜!!!

わたしの理想を全て完璧に叶えてくれた。初めてお店で日本酒を飲むなら絶対にRe:さん推しです!

みんな、行こう。


続いて、

【 買うならボーミッシェル。】

日本酒を買う時のハードルって高いですよね。

☑︎失敗したくない
☑︎720ml飲み切れるか不安
☑︎開けると味わいが変わってしまう
(良くなるか悪くなるか不明)
☑︎どこにあるか分からない
☑︎頑張らずに買いたい
(酒屋に通わないといけないとかポイントを貯めるとか)

これを全部解決して、さらにおしゃれで可愛いのがボーミッシェルなのです!

  • 見た目も名前の響きも可愛い

  • 甘しゅわ系、わたしの好みどんぴしゃ

  • 飲みきりやすい500ml

  • アルコール度数低め

  • 開けて数日経っても変わらず美味しい

  • 毎年変わらず全部美味しい

  • 定番と季節ごとのシリーズ
    (販売の時期もHPに書いてある親切心)

  • 酒屋、ネットで、いつでも誰でも購入できる!

わたしの推し日本酒、長野県にある伴野酒造様のボーミッシェル。淡い儚いふわふわの世界。わたしはもうボーミッシェルだけ飲んでいたら、それで幸せ。わたしの日本酒人生はとても豊かだなぁと思うほど大好きな銘柄です。

過去に何度もボーミッシェルを飲んできているのですが、全部美味しい。定番も季節限定商品も。美味しくないと思ったことが一度もないのです。これって本当にすごいことだと思います。

ボーミッシェルは、わたしの中で神的存在。
推し!本当に本当に大好きすぎる...!

「色々な銘柄を飲む」その楽しみ方も素敵だけど、「推しを見つけて楽しみ尽くす」「推しをとことん愛していく」わたしはこっちの方がしっくり来ました。

5年間かけて、有名銘柄も流行りの銘柄も隠れた美味しい銘柄も苦手な銘柄にも挑戦して、当たって砕けながら、辿り着いたわたしの結論。5年かけて色々試したからこそ、わたしにはこれがベストなんだってやっと納得できました!(自己満だけど)


数年前からこの結論には辿り着いてたけど、日本酒の発信をしたい人として「特定の銘柄だけ」っていうのはなんだか勇気がでなくて。

「日本酒好きなら〜発信するなら〜」って言われちゃうかなって。意外と世間を気にしがち。笑

だけどなんかもうこれだけ飲んでみたら一旦いいでしょ〜〜?!って気持ちになりました。ちゃんと理解する努力はした!

色々飲んだら世界の幅は広がったので
次は深みを求めて。

今後は「ボーミッシェルのある豊かな暮らし」をメインに「日本酒をどう可愛く楽しむのか」「どう暮らしの中に取り入れていけるのか」をもっと追求していきたいです。

みんな、ボーミッシェル飲もう。


今は春限定のコットンキャンディーが絶賛発売中です!次は夏限定のスノーファンタジーインサマー!

皆様もお楽しみに〜!



ボーミッシェル以外にもおすすめの可愛い日本酒はあるので、そちらも紹介はしていきます!
みんなで可愛く日本酒飲んでOsakegirl名乗ってこ!


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