【コラム】悔しいからこそ学びたくなった
心に寄り添うピアニスト山口美智代です。
今日は人によっては少し重いテーマかもしれません。
今、あんまり元気がないなあという方は無理して読まないでください。
衝撃のニュースから一週間経ちました。
わたしにはとても遠い憧れの存在の人で、言ってみれば全く無関係の他人なはずなのに、いろんな理由でショックを受けずにいられませんでした。
同世代で、場所もジャンルも違えど、同じエンターテインメントの場で活躍する人。
わたしの友達には同じように演技で活躍をしている人もいます。
誠に勝手ながら、同世代の人がスポーツや、お笑いや、音楽はもちろん、何かで活躍している、というのは、いくら会ったことのない人でもものすごく嬉しくて尊敬もしていて。
わたしもそんなふうになりたいなあと願いながら生きています。
そして、表では輝いて幸せそうに見えていても、裏ではいろんなプレッシャーや、誹謗中傷など悩みを抱えている人もたくさんいると思います。
さらに、その中には繊細さんもきっと存在していて、周りに流されてしまったり、人に気を遣いすぎて疲れてしまう人もいると思います。
わたしはもちろん本人の表しかしらないのですが、いろんな著名人の方のコメントを見ていて、それが本当の情報だとしたら、きっと彼も繊細さんだからこそ、気配りもできて、何事にも真面目で、自分より他人を大事にする方だったんじゃないかなと思いました。
いろんな憶測がありますが、理由がなんであれ、そんな素敵な人が、一人で何もかも抱えたままいなくなってしまったことがすごく悔しいのです。
目標があって、何かに真面目に取り組んで、人の気持ちを考えられる、そんな人がいなくなってしまうなんて悔しすぎます。
わたしもかつて、自分がいなくなったら、ということを考えたことがありました。
でもその勇気すらなくて、余計に自己否定に陥った時期もありました。
たぶん、心の奥底では生きたいって思っていて、どうせなら、この乱世を生きる勇気を持てるようになろうと思い、少しずついろんな勉強を始めました。
まだまだ自分も揺らいでしまうことはありますが、少しずつ、自分らしく生きるコツを掴んできた気がします。
コロナ自粛から少しずつ自分ができることを見つめ直し、先週、ニュースを見たときにいろんな想いが固まりました。
わたしはこれからも学んで、学んだことを活かして行きたいと思っています。
これ以上素敵な人たちを失うのは悔しいから。
今日はここまで。この話をするのも、ここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。