ティールマン・スサート
音楽出版の歴史を調べていて、今、スサートです。
音楽出版業であり、作曲家でもありました。
ティールマン・スサート(スザート)( 1510/15年頃- 1570年以降)は、ルネサンス期のアントワープの作曲家、器楽奏者、音楽出版者であった。
生まれた年代も1500年、1510年、1515年と様々です。1562年没の説あり。
リコーダー曲集で有名です。
https://ja.forvo.com/languages/nl/
susatoと入れてみると発音してくれます。
オランダ語の発音だと「スジャート」ですね。
スサート、スザート、スジャート、う〜ん難しい。
スサートは彼の初期の人生についてはあまり知られていないが、1530年頃のアントワープのさまざまなアーカイブに、書家として、また楽器奏者として活動していたことが記されている。彼が所有していた楽器として、 トランペット、フルート、テナーパイプなどが記載されている。
1543年、彼はネーデルランド(Low Countries)で可動式楽譜活字を使用した最初の音楽出版社を設立した。スサートがアントワープに印刷所を設立するまで、楽譜の印刷は主にイタリア、フランス、ドイツで行われていた。その後すぐに、ルーヴェンのペトルス・ファレシウス1世とアントワープのクリストファー・プランタンがスサトに加わり、ネーデルランドは音楽出版の地域中心地となった。スサトは楽器事業も営んでいた可能性があり、他の出版者と提携を結ぼうと何度か試みたが、どれも成功しなかった。1561年、1564年に亡くなった息子のヤコブ・スサートが出版事業を引き継いだ。ティールマン・スサートはまず北ホラント州のアルクマールに移り、後にスウェーデンに移った。彼に関する最後の記録は1570年のものである。
スサートは優れた作曲家でもありました。
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