見出し画像

「オンライン飲み会」って新ジャンル?

最近SNS界隈で「オンライン飲み会」「オンラインスナック」「オンライン居酒屋」などのワードをよく目にする。感染防止のため外出が自粛されているため、ZOOMなどのオンライン会議サービスを使った様々なチャレンジ?アクション?が出てきているが、この「オンライン飲み会」もその一つ。

物は試し、やってみると想像以上に面白い

何事もやってみるのがFLAT流なので、物は試しとやってみる。子供の保育園のときのパパ友たちに声をかけて、子供を寝かしつけた夜22時にオンライン上に集合した(冒頭の写真がそれ)。

あーだこーだやって、結局解散したのが1時30分。つまり大盛りあがりをみせた。翌日みんなにヒアリングしたんだけど、
・閉店時間、ラストオーダーがないので飲みすぎる
・帰りの道中を心配しなくていい
・バーチャル背景で遊べる(桜の写真とかにして花見ができる)
・デスクトップの画面共有して、共通の思い出写真をみる
などが、盛り上がった理由だった。

一方、物足りなさもあった。それは同じ食事を食べられないこと。

オンラインではできないこと。

いつも、このパパ友たちとは近所の居酒屋などで飲むのだが、お店の選定は、ここの料理を食べてみたい!だとか、この前家族で行って美味しかった!だとか、選定理由はそこで食べられるもので選んでいる。まずは、食事を目的にして、ただ食べるだけでなく、みんなで一緒に食べて、あーだこーだ言いたいのだ。そして食事を媒介として、様々なコミュニケーションに発展していく。そういう機能を飲食店は持っているのだと思う。

みんなで同じ食事を食べ、感想をオフラインでみんなで話をして、それをきっかけに、色んなコミュニケーションを作り上げられることが、飲食店の意義のひとつなのだと、気づいた。

余談だが、

今の話を逆転の発想で捉えると、新しいビジネスが見えてくる。
オンライン飲み会をするとき、それぞれの場所に同時に同じ料理が運ばれてくるサービスがあるならば、上で語ったみんなで同一の食事をして、その感動を分かち合うことができることになる。これはひとつの気付きで、新しいビジネスの種になると感じたり、感じなかったり。これはまた別の機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?