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タイのサクラダ・ファミリア

コンローイ祭りに2年連続で参加したので、2年目はパタヤにある変な建築物を見に行った。

1981年8月13日より40年近くを費やしても、未だ建設が完成せず現在進行形で進められている建築物で、タイのサグラダ・ファミリアとも呼ばれている『サンクチュアリー・オブ・トゥルース』だ。

見た目は、寺院のようだが、大富豪が趣味で財を投じているだけで、正確には寺院ではないようだが、仏教とヒンドゥー教を合体させたような異様な佇まいと未完成の迫力が、ある種の神々しさをまとっている。

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寺院には、中央から伸びる4つのホールがある。
1つ目のホールは、タイ湾を見下ろす位置にあり、生命の起源と宇宙を象徴としている。
2つ目は、太陽と月を祝福するもので、3つ目は宇宙で最も強力である親心に敬意を示すもの。4つ目のホールは人類が努力するべきである謙虚さ、犠牲、良心を促すものであるという。

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寺院はチーク材やハード材等の数種類の木材から建造されており、壁面にはそれぞれタイ、ヒンドゥー、仏教、中華、クメール伝統の装飾が混合されて施されている。最も高い尖塔の高さは約105 mであるとか。

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ちょっと辺鄙なところにあるのだが、バンコクからタクシー飛ばせば十分いける距離だし、日中に時間があるなら行く価値はあると思う。

古典芸術、彫刻、技術保護を目的に作り始めたそうで、少なくとも2025年までは完成しないようだが、100年後には世界遺産になっているかもしれない。

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