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【東南アジア5】イカダに乗る。

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朝8時に起きると、昨夜の雨で滝は土色だった。

僕らはトーストを食べて、出発した。

いきなり急峻な登り坂がそそり立ち、みんな立ちすくんだ。

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「これを登るの?」「もう疲れた」「うんざり」

朝一からみんな文句たらたらだった。でも、なんだかんだと歩き続け、3日前に出発したゴール地点に帰ってくると、元気いっぱいの子供たちが迎えてくれて、小さな達成感に浸ることができた。疲労も心地よく、昼飯の焼きそばもすこぶる美味しい。

褒美は、たいがい面倒くさいことの先にある。

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午後は、アイリッシュ2人と一緒に竹のいかだでラフティング。

最後尾で竹棒をくるくる回す。「オーサムライ!サムライ!」とはしゃぐ2人。生まれて初めてのいかだは予想以上のスピードで水面を飛ぶように進み、3人ともずぶ濡れになったが気持ちよかった。

これで2泊3日のツアーは終了。大したハプニングもなく、読み返すと退屈だが、無事が何よりだ。1750B=6000円程度が安いか高いかわからないが、生まれて初めて会ったアイリッシュもブラジル人も日本人と大して変わらないことはわかった。

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今夜は、チェンマイ泊。

タイ北部随一の観光地は、旅行者も多く、ほどよく賑やか。宿も50Bだがカオサンの泊まるだけの宿より数段贅沢なつくりで、バンコクより総じて物価も安い。雑貨が好きそうな女子が多い印象だった。

せっかく北部のチェンマイまで来たので、明日はさらに北上して、ラオス、ミャンマーとの境界となるゴールデン・トライアングルまで行ってみようと思う。

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