三陸の朝焼けを見ながら思う事
今年、二度目の三陸です。
お客様に広い東北6県の魅力をお伝えするために東北には何度も足を運んでいます。
常に九州からみる東北の魅力は・・・・と考えながら旅しています。
その中で九州のお客様に「三陸と聞くと辛い、行けない」とよく言われます。
私も数年前まではそう思い、足を運ぶことができませんでした。
でも、地域の方の声を聞いていると少し考えが変わりました。
一度目にご案内したお客様は、全員70歳を超える東北旅行が初めての方々で「死ぬまでに一度、あまちゃんの舞台に行きたい」という事が一番のご希望でした。
日本三景松島から中尊寺、人気の観光地から八幡平、遠野など絶景や歴史的建造物など楽しんでいただき、その中でたろう地区の防災ガイドさんのお話を聞いていただきました。
お客様は涙を流しましたが、「生きてるうちに実際に地元の方の話を聞くことが出来て、その思いを自分の家族や孫たちに伝えていきたい」とおっしゃいました。
九州ではあの日の事も、今の東北の情報は全国版のテレビからでしか入ってきません。逆もそうだと思います。
いろんな意味で九州と東北は本当に遠いと思います。
12年たち、復興に向けて前を向いて過ごしている三陸の地域の方の声を九州の方に一人でも多く伝えられたらという気持と、お客様の「ただ辛いだけ」とおっしゃる言葉の間で、私は東北の魅力を伝える旅行会社として何が出来るか?を朝焼けを見ながら考えていました。
九州と東北の距離を1ミリでも良いから近づけたいと活動しています。
語彙力のない初めての投稿ですが、これまで撮りためた写真で東北の魅力をお伝えできたらと思っています♪
三陸花ホテル「はまぎく」からの朝焼けでした。
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