樹海へGO! 小松未歩さんの『静けさの後』
小松未歩さんのサブスク解禁からはや一週間。今でもチラホラ小松未歩さんのサブスク解禁を知って喜んでいる方がいらっしゃって、嬉しくなっちゃいます。
少しご機嫌テンションの今回は2ndアルバムの9曲目である『静けさの後』について語ります。
この曲の主人公は、悩んでます。冒頭から
今はひとり 考えてみる
と。何を考えているのかというと…。
「君」と別れようかな?理由は定かではありませんが、
一度じゃない 二度目のミスよ
樹海なら死んでる
騙されたふりしてあげただけ
今年になって 散々だわ
と言ってることから、君があれこれ嘘をついけど、それがバレちゃってるんですね。しかも2回目。嘘をついたものの話の辻褄が合わなくなり、お話迷子状態になっていて、話の出口見えなくなっていて、それを「樹海なら死んでる」と表現しているわけです。
しかし、主人公は君と別れられるとは思えません。別れ話を切り出してるっぽいのですが…
静けさの後君が 愛してると言った
調子狂わされっぱなし そんな手に出るな
んて汚いわ
気づけば高鳴る胸 完全に君のペース
どんな顔すりゃいいの 今更しおらしい
振りなんて
こりゃ駄目ですね。主人公の思う通りには行きません。
ただ、私としてはこの二人、別れなくて良いと思います。
「君」なのですが、この人悪い人ではなさそうです。
お世辞抜きでいいの、と主人公は言いますが、彼女にお世辞でも褒め言葉をかけて、更には「愛してると」ちゃんと言える。
泣きたい時は泣けばいいんだよ、とうけとめてあげる度量もあります。
主人公は気に入らないかもしれませんが、「君」はちゃんと主人公を見て嘘をついたり、愛してると言ったり、壁のようになって話を聞いています。
主人公が今年になって散々だわ、と言ってるところから付き合って1年経ってないのに自分のペースにできているのは「君」がちゃんと主人公の事を見て接しているからなわけで、少しばかり意地悪な感もありますが「君」は主人公のことが本当に大好きです。好きじゃないとそんなことできません。
主人公の素の姿を見たいがため、わざとバレるように嘘をついて怒らせにかかる。そんな子供心満載な人なだけです。同時にふざけるかどうかの線引きが上手な人なのです。
そこで私は主人公に提案したいことがあります。
樹海でデート(ハイキング)してください
大丈夫、死にはしません。
「君」は引きどころは弁えてます。主人公と一緒なら無茶はしません。
本当に辛いときは助けてくれます。きっと素敵な「君」が見られますよ。
ただ、もし「君」が無茶をして実際の樹海でも迷子になったりしたら、その時は…
首をへし折ってください。
それで別れられます。
わりと本気ですがいかがでしょうか?
最後はちょっとわけがわからなくなりましたが、この二人はなんだかんだでうまくやっていけそうな気がします。
『anybody's game』の最後の最後、
二人はきっと うまくゆく
そんな感じです。
今回は以上です。次回は『願い事ひとつだけ』です。よろしくおねがいします。
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