今年のNコンについて(合唱のほう)+合唱部で習った歌の鍛え方

ふと、「今年のNコンのテーマと作詞作曲者情報出てんじゃね?」と思い調べました。
今年もまた、小中高生が歌で頂点を狙いにいくのかと思う所存です。

私も合唱部所属でしたし、Nコンも出ました。課題曲等言うと歳ばれるので言いませんが。


Nコンは他校様の合唱も拝見できるため、かなり刺激になります。
何が凄いって場合によっては

常連校と呼ばれる学校の合唱が聞けること

他校様が少人数でも自分たちよりも実力があるということ

学校の中から出てみるステージというのは、いかに自分たちの合唱がまだ成り立っていないというのを肌で感じることが出来ます。

そんなNコン。
甲子園と想像してくれると分かりやすいのですが、自分の所属してる地域の予選を勝ち抜いて突破をして全国大会(めちゃくちゃ端折った)という形です。
まあ…予選落ちだったんですけどね。


んで、今年のNコンのテーマと作詞作曲者が公式サイトにて発表されています。

私は普段、中学校の部と高校の部 を確認して小学校の部はあまりチェックしないでご了承くださいm(_ _)m


まず、テーマとは【地図】。

Nコン公式サイトより

今回は記念すべき第90回ということで、未来に向けてのテーマですね。(毎年そんな感じだけど)
毎年必ずテーマが設けられるのですが、結構ぶっ刺さります。私だけですかね?笑


続いて【中学校の部】へ。

Nコン公式サイトより
Nコン公式サイトより

毎年中学校の部は人気アーティストさんが提供をします。今年は「Official髭男dism」さんです。
コレ見て思ったのが、

難そう

これのみ。ただでさえ元々発表している曲たち歌うの難しいのに合唱曲になったら…。泣きそうですね。

そして編曲は「横山潤子」さんです。過去のNコン課題曲の編曲を多くされている方です。最新の編曲は2019年度高校生の部の「僕が僕を見ている」です。
編曲者は基本過去にも課題曲の編曲を担当されていた方が多いですね。

私は高校生の部での出場だったので、毎年人気アーティストの方々からの提供に羨ましさを感じてました笑(なんなら今も)


続いて【高校生の部】です。

Nコン公式サイトより
Nコン公式サイトより

まず一言。

げ、げ、劇団ひとりさん!?!?( 'ω')ふぁっ

衝撃ですね。第87・88回、89回の直近過去2回の高校生の部の作詞者は人気作家さんだったので、今年もこのノリで人気作家さんかと思ってました。そしたら、作家さんではありますが、方向が斜め45度いきました笑

劇団ひとりさんは俳優でもあり、作家でもあり、監督でもある多方面で活躍されている方です。
どんな歌が書かれるか楽しみすぎる(歌いませんよあなた)

作曲は「信長貴富」さんです。信長さんは今までに数多くの賞を受賞されている方です。
過去のNコン課題曲の作曲を幾つかやられているのですが、1番皆さんに聞き馴染みのあるのは
」(森山直太朗さん作詞)
じゃないですかね?
実は信長さんのお名前どこかで見たことあるな〜と思ったら「虹」の作曲をされていたんですね〜。(まあ歌ったことないけど)

そんな神曲を生み出した信長貴富さんと大人気俳優、作家、監督の劇団ひとりさんのマッチング…すんごく楽しみです!!!!



Nコン繋がりってことで
私が合唱部で培ったことについてお話しましょう。

今回は部活仲間(後輩、同級生、先輩、顧問)にバレても構わないレベルです。見たら100%バレる内容です。

今までにも何回か部活の話をしてきました。
ですが、もっと具体的にお話します。

入部前の私は「歌が好き」「歌上手くなりたい」だけの歌アイラブ星人でした(???)
仮入部を経て、他の部活とも迷っていたのですが、合唱部に入るためにわざわざ合唱部がある学校をピックアップして受けて受かったんだから!てことで入部しました。

最初は「歌は身体を使う」とこから学びました。歌を習う機会がないとみんな「喉」を使って歌うのがほとんどです。大の初心者の私(新入部員)は体を鍛えるとこからスタートしました。

前にも書いたと思うんですけど、

お腹から声出せー!!

と合唱コンの練習の際に言われたことはありますかね?
このお腹から声出せーは

横隔膜の筋肉を上にあげる

てことなんですよ。これをリズムに合わせて動かす練習をしてました。↓こんな感じ(絵師下手すぎ)(スマホ、指で描いた)

いやー…画力無さすぎ。とまあ

横隔膜をあげて、みぞおち(胸の下にある窪み)が前に出るようにする。(お腹にグッと力入れるが分かりやすいかも)

んですよ!!!!
これを歌ってる時にはキープして歌えと。
コレ見てるあなた、想像できるかわかんないですけど、

横隔膜をあげた状態キープで好きな曲ワンコーラス歌ってみてください。


…どうですか?キツくないですか?
これを長時間キープのために、ペットボトルを使って少ない酸素の中で横隔膜を上げるのを癖付けようの練習をしてました。

これと並行に、

な練習もしてました。5分間横隔膜を上げるのをキープするっていう。ただの変人です。数人と一緒に壁に向かって同じポーズをするんです。宗教ですか?と色んな人から言われました。合唱部の練習って宗教と化していると思ってます。

あとはジャンプし続けながら声を遠くまで飛ばして無理やり声をお腹から出させる練習。家でやると確実に近所迷惑になるため、しばらくやってないです。
これをやると犬が吠えているかのように聞こえて多分近くにいた生徒や先生はびっくりしていたことでしょう。

もうひとつはV字キープ。1分間声を出しながらV字キープです。結構キツイです。

これがまず、部活を開始して最初にやる筋トレです。
ええ、これが最初です。

ちなみに筋トレをやり始めた当初、普段使わない筋肉をバリバリ使っていくので、気持ち悪くなります。ですが、正解なんですよね〜。私も久しぶりに筋トレ始めたら同じこと起きました。

次に発声練習。先程までやったのをバンバンに活かすのが発声練習。
低音から高音まで広い音域で発声をします。参加してる人数にもよりますが、本気度で合わさった声がかなり変わりますね。

入部したばかりの頃はみんな恥ずかしさが表に出て先輩の声が目立ちまくりの状態でした。ですが、徐々に慣れます。慣れって怖いです。

そして、発声練習を終えてから曲の練習に入ります。.*・゚ .゚・*.

て感じで本編に入るまでにかなりやること多いです。

先輩や顧問、同級生、後輩から3年間通して学んだことは山ほどあります。その中からいくつか紹介(?)
協調性。皆でひとつになって初めて成り立ちます。部員が増える度に一人一人の意見は細かいのでその意見たちを出し合って討論してまとめることもかなり多かったですね。
人間性としても成長できましたね。

歌詞の深いところまでの読み取り、解釈。感想レポで歌詞の内容についても言及している場面が多いんですが、元はこれがきっかけです。
ストーリー性がある歌から抽象的な歌まで、歌う曲に関して毎回自分で解釈を行ったあとに部員全員で共有しあって部活内での解釈を確立させます。
歌みたを録音する前も必ずやりますね。これをやることで「ここはこう歌おう」となります。

あとは自分から進んでいくこと。目標に対して他人に合わせるのではなく、自分だから。自分の夢だから。と自主的に進むこと。恥ずかしさを捨てること
プロの先生からは時々哲学のようなお話を部活中にされていました。毎回心にぶっ刺さるんですよね。私の人間性が部活を通して上がっていました。自己肯定感も少しずつ上がってました。


歌を一生愛そう

部活、Nコンを通してこの想いが募っていきました。そして、今歌い手活動をしようと着実に準備してます。

合唱部だったからといって、プロ並みではないです。なんなら初心者ですよ、まだ。
でも、歌から教えられたこと、合唱部から教えられたことはたくさんあります。その恩返しでもあります。この活動。

2年間。わずか2年間、悔いなく歌を愛す。
終わっても歌を愛す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?