くせのうた

知りたいと思うには
全部違うと 知ることだ

という歌詞がわたしは好きだ。
コギトエルゴスムみたいな感じがする。

全てを疑い、疑いえなかったものだけが真理であるという思想の中のその「疑いえなかったもの」それすなわち「疑い考えていた自分」であるという提起は、私をはっ とさせる。

疑って疑って、すべてを疑っていくと、疑っている自分だけが真実だということに気付くと言うけれど、そんな自分さえも疑わしい時がある。
本当は何も考えてないんじゃないのって思う時がある。悩みなんてもうとっくになくて、答えもとっくに出てるのに、何かに悩む事で違う何かに躓かなくて済むから、悩んだふりをしてるんじゃないかって、思ってしまう。

なんだか自分が薄っぺらく思えてしまうけれど、そんな悩んでいる自分はたしかにここに存在していて、それは紛れもない事実で、それはたくさんのものを知る上での根底にあるべき事実なのだ。

人よりちょっとだけ世の中に疑問を感じる瞬間が多いわたしが、そんなちょっとした疑問やいろいろぐるぐる考えたこと、ひとりごとを吐露するためのなんてことないブログなので、そんな気持ちで読んでくれたらなあと思う。

きみのくせはなんですか。

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