Macbook Pro 2017の修理

AirからProへ

ここまでMacbookの修理は主にAirを中心にやってきました。
Airでしかも2011〜2015あたりの筐体を中心に。

この世代のAirを修理の中心に選んでいたのは、まず筐体を仕入れする際に、そこまで高額になることがなく、数千円から一万円代くらいで入手することができるので失敗したときの金銭的ダメージもそこまで大きくないことから選んでいました。

修理する際にも裏蓋を開けてでてくる中身も、慣れてしまうとそこまで複雑ではなく、修理する際も難易度が低いと思う。

それでも、そこまで古くてスペックが高くないMacBookばっかり修理しても実用性も実益も薄くなるので、徐々にAirでも高年式の2015が中心になってきました。2015だとOSがMontereyまでインストールできるので、最新Venturaの一世代前ということもありそこそこ需要も高い。

2015のAirのジャンク品を探しているとMacBookProがよく表示されることが多くなってきた。気になって中身を見てみるとProなだけあり、筐体もかっこよかったりスペックも高い。もしかしたら2015あたりのProだと需要も高くて修理のやりがいもあるのでは?と素朴に思った。

きっかけになったMacbookPro2017

そんな中でヤフオクで見つけたのがMacBookPro2017の13インチ。
Touch Bar搭載でCPUも一番グレードが高いもの。

ジャンク品とのことで中身見てみると、、、、、

裏蓋のネジが1本欠品しているだけとのこと。

出品している人はショップではなく、個人の様子。
なのでMacBookの専門的な知識があるわけではない見たいなので、商品説明が結構あっさりめ。

確かにショップの出品のように、細かく状態などの説明があった方が購入する場合には安心かもしれないが、その分競争になりやすく、落札価格が高くなりやすい。

反面、個人の出品の場合は専門知識がない分、説明がシンプルなことが多く、状態もどこまで正確かどうかは不明なところもある。

なので写真と少ない商品説明から情報を読み取ることでお宝のジャンクに巡り合えることも。

写真とじっくりみたところ外装に大きな傷もなく、デスクトップも綺麗そう。キーボードも剥がれやテカリもなさそう。

もちろん悪意的にマイナスポイントを隠されている可能性も残っているが、出品者の過去の取引履歴をみても悪質な感じはしない。

本当に状態はいいが、裏蓋のネジだけが欠品しただけ?

実際落札してみると

ここは一発勝負!ということで、頑張って競り落としてみました。
これまでのAirの金額からすると結構な金額になりましたが無事落札。


実際に届いてブツは。。。


ほんとにネジが欠品しているだけでした。
画面も綺麗。バッテリーも問題なし。キーボードも綺麗。Touch Barも問題なく作動。

CPUも最上位。メモリ16Gというこの年代のProでもおそらくカスタムされたもの。

今までの年代のAirには展開がなかったスペースグレイがかっこよく、所有欲がくすぐられる一品。


今回の修理は


家に余っていたMac用の裏蓋のネジで欠品しているところを補充。



で終了。


そこからOSを初期化してVenturaをインストールして使える状態にする。


今まで触ってきたAirと比べるとRatinaディスプレイが本当に綺麗で写真を表示してもYoutubeをみても本当に綺麗。

外装の細かい汚れを綺麗に掃除して完了。


中古の相場価格はそこそこの状態のものは6万円以上。

これはなかなかのお宝ということで終了。

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