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「どうせ無理」を成仏させて


「どうせ無理」を無くしたいという植松努さんの言葉。
そうだよね。そうだったんだよなって思う。直接言われた言葉だけじゃない。間接的に、誰かの何かの言葉から、あきらめていったんだ。自分でも気づかないうちに。


世の中を覆う「どうせ無理」。
『失敗=ダメ』だと思い込まされる言葉と態度に満ちていて。
「どうせ何をしたって意味ないよ」という空気がよどんでる。


そんな空気に踏み込む勇気もなかったぼくは、
そんな空気にのまれたくなくて、逃げ続けて。
そんな自分が情けなくて、悲しかったのか。
憧れていた姿と、あまりにも違う自分に。


ぼくたちは「どうせ無理」という言葉を知らずに生まれてきました。

誰が「どうせ無理だ」と教えてくれたのか。
それは、やったことがない人たちです。やったことがない自分の心です。

植松努 『空想教室』


植松さんのスピーチをきいて本を読んで、なんでか泣きたくなる気持ちが心の奥から湧いて出てきた。「どうせぼくは…」という気持ちがどこから生じているのか、心は知っている。心にしずんでいた気持ちをすくって、「悲しかったんだね。大丈夫だよ」って言えるようになるのにずいぶん時間がかかったな。


植松さんが教えてくれた、「どうせ無理」を封じる魔法の言葉をかけてあげたいと思う。自分にも。誰かにも。


「だったらこうしてみたら?」






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