隷属者の生き方

男性エネルギー優位の人は、支配戦略の人です。男性エネルギー優位の人は、他人を支配するか、他人に隷属するかのどちらかです。

ここでは、隷属者の生き方について考えてみようと思います。

隷属者は、自分の意見を主張しません。沈黙は金です。いつも、支配者の意見を受け入れ、支配者の意見に従っています。

隷属者は、自分の意見を持ちません。いつも、他人の意見に振り回されています。付和雷同です。定見がなく、軽々しく他人の意見に従います。

隷属者は、支配者を求めます。自分を支配し、命令を下してくれる存在を欲します。いつも、誰かの指図に従いたいと思っています。そして、誰かの指図に従うことが正しいと考えています。

隷属者は、集団の中で、自分は下位にいることを知っています。そして、自分を卑下します。

隷属者は、勝負の敗北者です。隷属者は、自分が惨めな敗残者であることを知っています。昔は、戦いに負けたら死んでおしまいでした。しかし、現代は、平和的手段で戦いが行われるため、大量の敗残者が出ます。隷属者は、負け犬人生を歩むのです。

隷属者は、自由がありません。常に支配されているし、自分の考えがないため、自分でどうしたいとかこうしたいとかいうことが無いのです。隷属者の心はからっぽです。そして、からっぽの心に、支配者の命令や指図や意見を入れ込んで、自分の心を満たそうとします。

どうでしょうか?あなたは、隷属者でしょうか?現代人のほとんどは、隷属者です。

隷属者の一番の問題は、自分の考えを持っていないことです。なぜ自分の意見を持たないのかというと、自分の意見を持っていても決して採用されないから、というのがまず一点。次に、支配者の意見に従わなくてはならないから、何も意見を持たずに、ただ支配者の考えに従えば良いという考えが本能的にあるから。

自分の意見を持たないと、自由が得られません。自由とは、自分の意思に従って行動することができることを言うからです。自分の意見、自分の意思がない人は、決して自由になれないのです。

かく言う私も、2021年12月26日までは隷属者でした。しかし、私は、2021年12月26日に、私自身が私の支配者になることにより、他人に隷属する生き方から卒業できました。今では、何でも自分の頭で考えて行動しています。私は、自分の頭で考えて、自分の意見や意思を持つことにより、自由を手に入れました。

あなたも、私と同じように、自分の意見や意思を持つことにより、自由を手に入れることができます。そのために必要なのは、自分自身が自分の支配者になると決めることだけです。自分は他人に支配されているのではなく、自分の意思に従って生きるのだと決めることです。最初は、自分の頭で考えることは難しく感じるかもしれません。しかし、どんなささいなことでも良いので、自分の意思で物事をやってみることが大切です。

あなたが、もし、今、隷属者で、他人の支配から逃れたいと望むなら、今すぐ、自分の支配者は自分だと宣言しましょう。そして、自分の意思で行動するようにしましょう。命令とは、こうしなさいという言いつけです。他人から命令されて動くのではなく、自分が自分に命令しましょう。あなたがもし、他人の指揮下にいるなら、他人の指図を取り入れたあなた自身の命令を、あなた自身に下すようにしましょう。あなたに命令できるのは、あなただけだというわけです。

負け犬人生なんて嫌ですよね?勝負には勝ちたいじゃないですか。男性エネルギー優位の人の人生は、常に他人との戦いであり、争いであり、競争です。あなたがもし、隷属者なら、負け続けてきたということを意味します。知らず知らずのうちに、負けてきたのです。あなたの気分が優れないのは、勝負に負けているからです。勝負に勝たなくては、いい気分にはなれません。

ただし、戦いは、平和的手段のみを用いて行うようにしてください。平和的手段とは、言論戦です。議論です。討論です。討議です。言葉で意見を戦わせてください。そして、他人に勝ってください。自分の意見を貫いてください。自分の意見を強硬に主張してください。ただし、意見が対立したときには、妥協しましょう。意見の対立を放置すると、抗争になりかねませんし、交渉が決裂する原因にもなりかねません。議論に勝つとは、自分が受け入れられる案を議決することです。自分も他人も受け入れられる案なら、両者がギロンの勝者になれます。

話し合いをする上でも、自分の意見を持つことは重要です。そもそも、自分に意見がなければ、相手の意見に従うだけのことで、議論になりませんから。

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