平和的共存法則

この記事では、全人類が平和的に共存するための条件について書きます。

結論は、全人類が全人類の利益のために活動するときに限り、全人類は平和的に共存することができる、ということです。

順を追って説明します。

まず、世界に人がAさん1人だけの場合を考えます。Aさんは、自由に活動しても世界は平和です。

次に、世界に人がAさんとBさんの2人がいる場合を考えます。AさんがAさんとBさんの利益のために活動し、BさんがAさんとBさんの利益のために活動するときに限り、AさんとBさんは平和的に共存することができます。

さらに、世界に人がAさんとBさんとCさんの3人がいる場合を考えます。AさんがAさんとBさんとCさんの利益のために活動し、BさんがAさんとBさんとCさんの利益のために活動し、CさんがAさんとBさんとCさんの利益のために活動するときに限り、AさんとBさんとCさんは平和的に共存することができます。

この考えを全人類に適用します。世界に全人類がいる場合を考えます。全人類が全人類の利益のために活動するときに限り、全人類は平和的に共存することができます。

では、全人類の利益とは何でしょうか?全人類の利益の正体は、1人ひとりの利益の集合体です。例えば、人が健康で文化的な最低限度以上の生活を営みながら生きることは、全人類の利益と言えます。全人類のそれぞれが、健康で文化的な最低限度以上の生活を営みながら生きることができるということです。

全人類の利益を考える際、自分は、自分だけの利益を考えていた自分の意見を変える必要があります。他人と平和的に共存するためには、自分の利益を実現すると共に、他人の利益も実現する必要があるため、妥協する必要があるのです。

自分と他人が平和的に共存するためには、自分と他人が、自分と他人の利益を実現するために活動する必要があります。そして、それぞれの活動内容に関して、予め合意しておく必要があります。

自分と他人が平和的に共存するためには、合意形成が必要なのです。

全人類が全人類の利益のために活動することを合意したときに限り、全人類が平和的に共存することができます。

自分と他人が平和的に共存するためには、自分は、自分と他人を共に利することが必要です。全人類が平和的に共存するためには、全人類が、自分と他人を利することが必要です。

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