日本から菊タブーをなくす

日本から菊タブーをなくす。

菊タブーとは、簡単に言うと、天皇のことを批判したり、皇室に対して批判的な言動をとることをいう。

私は、象徴天皇制廃止を訴えていく上で、この菊タブーが大きな障壁となることを予測している。誰も自由に天皇のことを批判できない雰囲気があると、私がいくら象徴天皇制は不平等だ、不公平だと訴えても空しいだけである。

菊タブーは、恐怖支配である。菊タブーを侵すと、右翼に狙われると、みんな考えている。右翼に狙われるのは怖いから、菊タブーを侵すのはやめておこうとみんなが考える。結果、象徴天皇制が存続することになる。

しかし、考えてみて欲しいのは、日本に、天皇、皇族、国民という身分差別があるということであり、天皇、皇族は日本における特権階級だということである。天皇家に生まれたというただそれだけの理由で、皇室費という国家予算が与えられる。国家予算は国民の血税である。国民が必死になって働いて税金を納めるのに対し、天皇と皇族はその上にふんぞり返っているのである。これは、あまりにも不平等で不公平ではないか。

人間の平等。

これは、人類にとっての普遍的価値ではないかと思う。象徴天皇制は、人間の平等に反すると思う。

いかなる理由によっても、人は、差別されるべきではない。私は、そう信じる。

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