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夢の中の私の犬

時々、実家で飼っていた犬の夢を見る。
ものすごく汚れていたリするのに、私は放置している。
ご飯や水もあげない。

でも犬本人は、なぜかニコニコと穏やかなのだ。
何日もご飯をあげていないのに、
庭に目をやると、にゅ~っと、生き永らえている。
犬は慈愛の目を持ち、
なぜか、私より大人な雰囲気を持っている。


そして目が覚めてから
なんであんなになってるのに、私は放っとくんだろうと
すごく落ち込んでしまう。
この夢は、忘れたころにまたやって来る。
久々に、今日やって来た。


ふと思ったのは、
もしかして、あの犬は私なんじゃないか、ということ。

私が私の「何か」をほったらかしている時に、
犬の姿になって現れてくるのかもしれない。

怒っているわけでも、訴えたリしているわけでもなく、
なにより「犬」として出演しているのだから、
「ここにいるから、たまに様子を見に来てやってくださいね。」
ぐらいの心持ちでいるのかもしれない。

夢でまた会えたら
今度こそ、ガラス戸を開けて、庭に下りていって
犬に触れてみようと思う。


誰かの目にとまって、楽しんでいただければ幸い。 そして、もしもサポートをいただけたとしたら、天にも昇るような気持ちになるでしょう。