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michinaru株式会社 マガジン

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michinaru株式会社の公式note及び、メンバーの発信をまとめています。
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#起業

vol.10 農業の価値を高め続けるファーストペンギン 〜サラダボウル:田中進さんのはじめの一歩〜

ミチナル新規事業研究所、特派員の若林です。
組織に潜む「ファーストペンギン」が一人でも多く動き出して欲しい!という想いで知恵と勇気を与える記事を定期的にお届けしていきます。
第10号の記事では株式会社サラダボウルを立ち上げ、農業の価値を高め続けている田中進さんのはじめの一歩を紹介します。 農家の息子であることが恥ずかしくて、金融の道に進む 山梨県で生まれた田中氏の実家は専業農家であり「絶対に農家になるな。」というのが両親の口癖だった。「農業は儲からない」という愚痴が深刻に農

vol.4 山積みの課題をビジネスチャンスに変えるファーストペンギン〜小高ワーカーズベース:和田智行さんのはじめの一歩〜

ミチナル新規事業研究所、特派員の若林です。 組織に潜む「ファーストペンギン」が一人でも多く動き出して欲しい!という想いで知恵と勇気を与える記事を定期的にお届けしていきます。 第4号の記事では、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」というビジョンの会社を立ち上げ、福島県南相馬市小高区に新たな事業を生み出し続けている和田智行氏のはじめの一歩を紹介します。 僕らはゼロからではなく、マイナスから出発しました。 和田氏は、東京でITベンチャーを2社立ち上げた後、地元で

vol.3 高齢者の元気と輝きを生み出し続けるファーストペンギン〜いろどり:横石知二さんのはじめの一歩〜

ミチナル新規事業研究所、特派員の若林です。 組織に潜む「ファーストペンギン」が一人でも多く動き出して欲しい!という想いで知恵と勇気を与える記事を定期的にお届けしていきます。 第3号の記事では株式会社いろどりを立ち上げ「葉っぱビジネス」通じて、高齢の女性を中心に上勝町民の生きがいを生み出している横石知二氏のはじめの一歩をします。 なんて町に来てしまったのか。というのが正直な気持ちだった。横石氏は1979年の春、徳島県立農業大学校を卒業してすぐ上勝町農協に営農指導員として、農

vol.2 一次産業に新たな風を吹かせた ファーストペンギン〜みやじ豚:宮治兄弟のはじめの一歩〜

ミチナル新規事業研究所、特派員の若林です。 組織に潜む「ファーストペンギン」が一人でも多く動き出して欲しい!という想いで知恵と勇気を与える記事を定期的にお届けしていきます。 第二号の記事では「みやじ豚」という新たなブランドをつくり、兄弟で一次産業を変える挑戦をし続けている兄/宮治勇輔氏・弟/宮治大輔氏のはじめの一歩を紹介します。 「こんなうまい豚肉を親父の代で終わらせてはいけない」宮治兄弟の実家は神奈川県で長く続く養豚農家であった。 兄の宮治勇輔氏は大学時代、友人と父親