見出し画像

子育てについて、いい歳した独身女が思うこと


 世の中の、子育てまつわる事柄でのママの強調、減らんかな、と。

 ここから揚げ足とりみたいな話になってくるので、嫌な予感がしたら読まないでください。


 例えば、子ども用商品・サービスで見る、

「ママも安心!」「ママらくちん!」

これ、気になってます。

言いたいことはわかります。でも、子ども用品なのにママにだけダイレクトに伝えようとするのなんで?と思います。もちろん、搾乳器とか、レディースサイズでつくられた物とか、そんなのには着いてていいと思います。子ども用品・サービスにつけるのは違いませんか?


 あと、母子手帳について。

妊娠・出産することがどれほど大変か経験していない私には推し量ることもできません。ただ命懸けだからこそ、母親の健康状態を子どもの記録と同じように、記入する必要はわかります。でも、子どものワクチン接種も記入する手帳に、母子を表記することで、子育てはママ、を変革できない一つになってはいないのでしょうか。

 おおまかにはこんな感じですが、独身女の被害妄想じゃないかと思う方もいるでしょう。被害妄想、あると思います。社会に組み込まれていない疎外感は少なからずありますし、テレビで、ママは~という主語の方を見て、なんで自薦で代表になるんって思っちゃいました(笑) でも、母親への尊敬はあるんです。

 私の友人も毎日一生懸命子育てしています。風邪を引いても、どれだけしんどくとも、休めないなんて声も聞きます。週5で甥っ子に会う私でさえ、子どもの事を考えて悩むのにそれが四六時中。本当に頭が下がります。

ただ、「ママ」「母」の子育てにまつわるものでの乱用は危険だと思います。未だに続く古い考えの名残で、使われてしまっているだけのものが多いように感じます。これから認められてほしい同性婚や、様々な家族の形や、がある中で、子育て=ママにいつまで縛られますか。

 ママ表記が減れば、ママだけじゃなく、色んな人が子育ての知識や、大変さを共有できる社会になる些細でも一歩にならないかな。だって子育ての大変さなんて、ママだけじゃなくて、たくさんの人が知った方が、ベビーカーでの電車や、赤ちゃんの泣き声への対応や、配偶者の育休の取得しやすさ等、暮らしやすさに繋がりませんか。ママという単語が、知らず壁を作ってしまい、ママのいない家庭や、子育てを知らない方への境界線を強くし、妨げてはいないのでしょうか。


 もっとやるべきことがあると言われたらそれまでですが、様々な人のために、程よくフィットできる物事がこれから必要なんじゃないかなぁと一般会社員は思います。あくまで他人に委ねてるのは私の問題点ですね(笑)


 追伸

 こんな放置しているところをたまに見てくださる方がいて嬉しいです。本当にありがとうございます。

 コロナで仕事もまた休業状態です。私はワクチン1回目打てました。なんとか乗り切るために、基本全力でひきこもります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?