ありがとう、私の手

私の手

パソコンのキーボードが打てる私の手
ありがとう

なぜそう思ったのか・・・

左の指がいつものように
スムーズにキーボードを打てなかったからだ

そう思ったら
私の手に感謝したくなった

できることはたくさんある

手のおかげで
キーボードを打つことができる

仕事はもちろん
自分の湧き上がる思いを
表現することができる

子どもに触れることができ
旦那さんにも触れることができる

料理をつくること
野菜を洗えること
包丁を使えること
茶碗を持つこと
お箸を持つこと
ご飯をたべること

字を書くこと
絵を描くこと

コーヒーを淹れること
マグカップを持ってコーヒーを飲むこと

顔を洗うこと
髪の毛をとくこと
シャワーを浴びること
洋服を着ること、脱ぐこと

お金を払い、受け取ること

遊ぶこと
スポーツすること
ゲームをすること

鍵を持つこと
鍵を閉め、開けること

当たり前にやっていることだけど
「手」があるからこそできること

過去と未来の私の手

自分の手だけれど
赤ちゃんのときは
握ることしかできなかった

少しずつ指先を使えるようになり
手づかみができるようになり
スプーンを持てるようになり
お箸で食べられるようになった

ひとりで靴をはけるようになり
ひとりで洋服を着られるようになった

そして
歳を重ねれば
筋力が衰えていき
ひとりでできることは減っていくだろう

ありがとう、私の手

いまこうやって自由に
手や指先をを使えることは
決して当たり前じゃない

手や指先を使い
ひとりでできることは
喜びだし、幸せだ

ありがとう、私の手