お金の流れで読む日本と世界の未来を読んだ感想

今日はお金の流れで読む日本と世界の未来についてお話していきたいと思います。

歴史は繰り返すというがまったく同じことを繰り返すのではなく韻を踏むように、少しずつ形を変えながら反復をし続けるというのを初めて知りました。よく知識が豊富な人や投資家の方は未来に何が起こるのか予測することがありますが、あれはきちんと歴史学を学び過去と似たような状況に陥るのだとわかるからなんだと感じました。

私たちはどうしても住んでいる日本の事やアメリカのことにばかり関心が向いていますが、この本を読んで色々な国に今起こっている状況や過去に起こったことが分かり勉強になりました。それと同時に自分の無知を思い知らされました。経済の流れや世界の動きまた世界の歴史などを学び知識を増やしいくことが大事なんだと気づきました。逆に言えばやはり歴史を考慮したり、世界の情勢を正しく判断できる人が投資家として成功しているんだなとそれだけ失敗をしたり過去の経験があるからこそ成功の法則を導けるんだろうなと思いました。

人と同じ思考をするな、変化に対応せよという言葉がすごく印象的で人はどうしても他の人がそう言っているからと大多数派で物事を考えます。さらに大多数の人間は本質の心理上どうしても新しいことより慣れ親しんだ考えを持つことが多いです。だから人と同じ思考をせずに過去ではなく未来を見たものだけが成功するんだとやはり改めてそう思わずにはいられませんでした。

リアルアセットを持つ方が良いという話は考えさせられます。現金でお金を持っていても減る一方であることもそうですし、これから消費税も上がりさらに現金の価値が減っていくと思います。さらに日本の株価を考えれば国が滅ぶのも本気で起こり得る話であるなと感じています。そんな中で金や銀、切手などを持って自分の身を守るというのは大事なことです。これからはそういった有形資産ならリアルアセット、さらに無形資産が重要度を増してくるんだろうなと感じます。

正直な感想としてはこれからの日本がどうなっていくのか犯罪大国になってしまう日が来るのか不安もあります。私はこの本を読んだときに外国語の習得や海外移住を本気で考えなければいけない時なのかと痛感しました。

世界で起こる出来事のすべては、あなたの仕事が何であれ、最終的にあなたの人生に影響するのだという言葉に驚きました。今まで世界で起こっていることに無関心でした。世界で起こっていることはどこか現実味を帯びておらず、自分には関係ないような気持ちでいました。しかしリーマンショックの影響で不況になった途端、私の世代は物凄い就職氷河期を経験しました。このことからも世界で起こっている出来事は回りまわって自分に影響を及ぼします。これからはもっと世界の動きに興味を持っていきたいです。

ご覧頂きありがとうございました✨
皆さんも日本の未来について考える時間を取ってみてはいかがでしょうか?

お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書)


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