ナポレオン・ヒルの成功哲学を読んだ感想

今日はナポレオン・ヒルの成功哲学を読んだ感想についてお話していきたいと思います。


自己チェックリストを用いた時に初めは点数が低く、心の平安を保てておらず、自分で自分の人生を生きていなかったことに気づかされました。私はいつも他人にどう思われていないか嫌われないかと必要以上に怯え他人の目を気にして生きてきました。でもそれは私が私の人生を歩いていることにはなりません。これからは他人に流されるのではなく自分で決断し、自分の意思を尊重していきたいと当時は思っていました。
あれから2カ月ほど経ち、現在これと同じ自己チェックリストをしたら点数が上がっていましたので、自分の意思を尊重したいとずっと思ってきた結果が少しは出てきたのかなと感じました。


この質問は意識を少し変えれば点数が変わるものだと思います。皆さんもこのチェックを読み初めにやってみて読んだ後にまたチェックしてみると自分の意識が改善されて自分の意思が出てきたと感じるのではないでしょうか。また読み終えた後に変化がなくとも、しばらくしてからもう一度チェックしてみると変化があると思います。ぜひ試してみてください。


これから怒りで我を忘れた時には文字に書き留めて後から冷静にそれを読み返し反省していきたいです。私はずっと短期なところもあり、つい他人に対して腹が立ち不満をぶつけて後で後悔することがありました。この方法のように書き留めて封印すれば冷静さを取り戻せるし後で見返せば自分を見つめてこれから改善していくことに役立ちます、そして自己を保てるようになり怒りさえもわいてこなくなれば自己実現出来る素晴らしいものだと思いました。
実際一歩冷静に見ようと頭に置くだけでも怒りに変化が出ます。ビジネスでは冷静さがとても大事です。失敗した時怒りで我を忘れそうになった時にこの方法を習慣化することは非常に有効であると感じています。


目標達成のための深層自己説得の仕方が詳しく書かれており非常にありがたかったです。ぜひ実践していきたいですし、習慣付けしていきたい素晴らしいものであります。心が達成出来ると思ったものはなんでも達成出来るという言葉に深く感銘を受けました。ゴールが決まるからこそ向かうべき場所が見えてくることがあります。


情けは人の為ならずという言葉もありますが、人の為に行動し奉仕することでいずれ自分の元に何倍にも返ってくるということは印象的でした。自分の気持ちに正直に良いと思ったこと、人の為にしてあげたいと思う心、見返りを求めるのではなく純粋な他人の為の善意というものは誰が見ていなくてもちゃんと報われるんだと知って嬉しくなりました。
実際人に対して優しくしたいという気持ちは誰もが持っていますし、見返りはなくても喜んでもらえたら嬉しいものです。しかしその気持ちを常に持ち続けることはなかなか難しいものです。どんなに小さい事でも人の役に立ちたいと思う時間を増やしていくことが大切だと思いました。


逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている、この言葉には、勇気や活力を呼び寄せるものがあります。
逆境でどうにもならない絶望の状況でもそこから学び同じ失敗をしないよう心がけ何が原因かを究明すれば必ず道は開けるのだと分かった気がします。
私達が漠然とした不安を抱えるのは原因が分からないからであり、失敗を恐れるからです。失敗を知り学ぶことで同じ失敗をしなくなれば成功への道は開けるのだと思います。


旅の途中で出会い、倒さなければいけない恐怖などの敵はいずれも他人の中にあるわけでなく、自分にあるものです。私は常に恐怖に支配されてきたように思います、失敗を恐れ足がすくむことばかりでした。何にでも飛び込み積極的に挑戦してきた時期もありました、しかし成功に至りませんでした。そうすると次からは判断が鈍り行動が遅れる事態を招きます。そもそも成功しなかった原因は自分を信じて自分をコントロール出来なかったからではないかと思います。自分が本当にやりたいことから目を背けて目先の利益を優先したからこうなったのではないかと感じます。これからもっと自分の声に耳を傾けてやりたい、思っていることに本気で全力を出し挑戦していきたい。そんな気持ちを起こさせる本でした。


皆さんも何かに行き詰っているモヤモヤしているのであればぜひ一度読んでみてください。新たな発見と行動を促すようなそんな一冊だと思います。


ご覧いただきありがとうございました✨

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