「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!を読んで

今日は「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!についてお話していきたいと思います。


人は思考と行動が感情に左右されるという経験をしたことがあると思います。感情的になってはいけない、冷静にならないといけないと思っていても感情の波立ちによる思考と行動の乱れを完全にコントロールすることが出来ません。脳の進化の過程で生命を維持していくために必要な感情をつかさどる偏桃体があり、その後に論理的な思考や理性をつかさどる前頭前野と呼ばれる部位が出来たというのは興味深いです。


感情とは環境の変化によって生じる生体反応にすぎないというのは面白いです。確かに汗をかいて悩む人はいないのにいらだちや焦り、怒りにはたやすく振り回され、悩んでしまします。それが抽象度が低いから感情に支配されるということも納得です。視界が狭いから感情に支配されてしまう。抽象度を上げて前頭前野の働きによって偏桃体に介入するということが出来れば自分を客観的に視点高くみることが出来ます。少しずつでも抽象度を上げていけるよう行動していきたいです。


ゴールがないから、一瞬一瞬がゴールのためではないから、感情に振り回されてしまう、自分がゴールを意識して生きているか。ゴールのために行動しているか。まずはそれを自問してゴールに関係ない感情をゴミとしていかに捨てるかが重要になってきます。


楽しい、嬉しい、幸せといったプラスのポジティブな感情もゴミになることは驚きました。良い感情を持って幸福感を味わうことは大事だと思っていましたが、確かに風向きが変われば瞬時に吹き飛んでしまうような幸福は手に入れたと思ったら消えてなくなる。一生その繰り返しになるから目指すべきはゴールという言葉が胸に刺さります。


感情に振り回されるというゴミを捨てるコツはすべての感情を娯楽にすることとあります。確かにわざわざ恐怖体験をするために絶叫マシンがあり、お化け屋敷などが存在します。悲しく辛い映画を見てわざわざ悲しい思いもします。人間は感情を娯楽として楽しむ傾向があるんだなと思いました。それでも人が感情に振り回されるのはおそらく自分のこととしては受け入れられないということなのでしょう。とにかくゴールに無意味な感情は許可しないと自分に言い聞かせるところから始めていこうと思います。


自分自身の価値観だと思い込んでいるものが、実は他者から刷り込まれた価値観であり、自分のモノサシで生きていると思いながら、本当は他人から与えられたモノサシで生きている。それがあなたの真の姿なのですというのは全くその通りだと思います。頭の中がモヤモヤしたりなにか充実感を得られないといった感覚はすべてこれが原因です。私は自分のモノサシで自由に生きていきたいと想いました。


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