FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣の感想

今日はFACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣を読んだ感想についてお話していきたいと思います。


世界の見方が変わりました。貧困の問題や子供のワクチンなどのお話で世界は良くもなっているのだということに気付きました。
人間は本能的にネガティブであったり、ドラマチックに物を考えてしまいます。
しかし本当の統計データを調べたらそれは勘違いであることも多く、世界の貧困は少しずつ改善されて今や中流階層の人が多いくらいであるのだと知りました。


例も多くて素晴らしいと思います。実際の体験されたことが多く書かれており、世界の状態を想像することが出来るように書かれているなと思いました。何にでも疑ってかかるということは大事であり、メディアに対して常に正しいのかを意識することも大事ですし、時には自分を疑ってみることも大切だと改めて考えさせられました。自分が考えていることも今までに入れてきた情報を元に思考されています。そのデータ自体が間違って入ればせっかくの見解も間違ったものになってしまいます。
常に数字からの統計を意識していきたいです。


世界があちらとこちらと単純に2分化されるわけではないということを改めて学びました。貧困の度合いやインフラの設備なども貧困層と富裕層と2つだけに分かれているわけではありません。この本では貧困レベルは4つに分けられておりますが、物事は2つだけで区別できない。複数の見方から考えなければならないと学びました。世界もテロや紛争が起こっているまたは地球温暖化で環境汚染が続いているという悪い部分もありますが、貧困層は減っている、ワクチンが子供に与えられるなどの良い部分もあります。つまり善悪の判断だけで物事を判断せずにこの部分は悪いがこの部分は良いときちんと分野において見解を分けるべきなのだと思い知りました。


世界を正しく見なければ見えて来ないものもあるのではないかと思います。もちろん実際に現地に赴き体験することは百聞は一見に如かずで一番いい事ですが、こういった世界の状況を知らせてくれるような本を読むことでも世界の正しい知識を得ることは出来ると思います。


これから経済についてなど考える時に新しい情報をきちんと調べて10個のファクトフルネスを活かしていけたらなと思います。私たち一人一人がファクトフルネスを実践することで世界への偏見をなくし、争いや差別もなくなるきっかけになっていけるのではないでしょうか?違う価値観を受け入れるきっかけになっていく。物事を多方面から考える上で非常に素晴らしい本だと感じています。


皆さんもぜひ一度読んでみることをオススメします。
ご覧いただきありがとうございました✨

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