日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門を読んだ感想

今日は日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門を読んだ感想についてお話していきたいと思います。


正直今まで全く経済学などのことを勉強してこなかったので、難しかったです。ただ日本が今後抱えていく問題点やその解決方法にはすごく考えさせられることがありました。


やはり年金制度はすごく問題であると私も感じていて作中でもポンジ・スキーム(日本ではネズミ講)のようなものであるとお話しされていますが、まさしくその通りだと感じています。昔の人は年金をかけ続けていれば2倍ほどの額を年老いてからもらえるのが当たり前の時代でした。しかし少子高齢化がひどくなってきた昨今、我々若者世代は払っても損をすることが目に見えています。


それどころか年金がもらえないのではないかとさえ思っています。バブル世代の人間はいい思いばかりをして未来の若者たちがそのつけを払わされなければいけないことに不合理さは感じます。だからこそ私達は今まで以上に将来についてしっかり計画を立てて資金計画をしなければいけないと思いました。


雇用に関してもそうです。正社員で一度入ってしまえば終身雇用で辞めさせることが出来ない、お金だけもらって同じ仕事だけを淡々と過ごし新しいことにチャレンジをする人もいなくなり、新卒など新しい人が入れる環境は無くなっていきます。


若者は新卒採用の敷居が高くなるし、劣悪な労働環境の中、就活自殺や労働時間の超過のため身体を壊して死に至るなど、なぜこうも負のスパイラルを続けているのかとずっと疑問に思っていたことが書かれておりました。政治家も自分達の保身ばかりですし、なぜ若者ばかりしわ寄せを受けなければならないのかとどうしても憤りを感じます。


農業の事もそうです。国の補助を出しすぎている上に生産をストップしていたということに驚きを隠せません。私はこのことは知らなかったので、新しく知れて良かったと感じています。
なにより日本は古い慣習にしがみつく人や変化を拒む人が多すぎるような気がしてなりません。子供達の将来の夢は公務員となり、優秀な人も安定した仕事ばかりを選びリスクを取りません。しかしやはりリスクを取り起業してイノベーションを起こした人しかこのグローバル社会を生きられないんだなと少しずつ感じるようになってきました。


これから日本が生き残るには移民を受け入れ、自由貿易をしていくことが必要不可欠となっていくでしょう。そんな中で新しいチャンスを見つけたり、人と違う視点を持って考え積極的にチャレンジしていくことの重要性は益々高まりそうです。他の人が毎日同じような日を繰り返して変わりない安定して平凡な人生を送っている中で自分にはいったい何が出来るのかチャンスを見極めていけるようにあらゆる知識を身につけて臨場感を感じていきたいです。


これから益々社会はグローバル社会化していくでしょう。そんな中で経済について世界についてよりいっそう知っていくことがだいじになるのではないかと思います。
ご覧頂きありがとうございました✨

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