入門『地頭力を鍛える』32のキーワードで学ぶ思考法を読んだ感想

今日は入門『地頭力を鍛える』32のキーワードで学ぶ思考法を読んだ感想についてお話していきたいと思います。

ロジカルシンキングやフレームワークなどビジネスに必要とされる論理的な思考を学べて良かったです。いかに論理的に話せるかということは相手に説得力を出せるかに直結します。だからこそ思考を論理的に筋道立てて話すことをトレーニングしていきたいです。

知的好奇心でなぜと常識を疑うということはビジネスを始めるにあたり、特に起業したいという人は一番重要な考え方であると思います。
最近はAIの普及により川下の何も考えずに単純に出来る作業から専門的な知識を有するものまであらゆる仕事がAIに置き換わっていっています。そんな中で上手にAIを使っていく側、川上から今ある常識を壊してイノベーションしていく問題発見能力がいかに重要であるかに気づきました。この本は各項目ごとに理解度チェックや実際に考えるような応用問題があり、思考することの入門としてとても良いものだと思います。

ロジカルシンキングやフレームワークなどは会社で取り入れているところもありますし、比較的馴染みのある言葉も出てきて、社会人が一般的に身に付けるべき論理的思考もかなり書かれており勉強になりました。問題発見能力や問題解決能力のお話で、私は問題発見能力が一番重要ではないかと感じました。普通に働いていれば問題解決能力はある程度養われます。しかし問題発見能力は普段から意識して考えないと見えて来ないのではないかと感じます。自分をビジネスをされてビジネス戦略を築いていらっしゃる方は皆さんこの問題発見能力に優れています。私達は生まれた時からモノに溢れた生活を送っているため、不便さや問題があるのに見落とす傾向に思います。日常的に不便な物はないのかこんな商品があったら便利なのにと思うものを見つける能力を養っていきたいと感じました。

一人一人がこういった論理的な思考や事実に基づいて考えるファクトベースな考え方などが出来るようになれば業務の効率も上がりますし、ビジネスの全体が掴めてくるのではないかと思います。そしてAI化が進んでいく昨今で生き残りAIには判断のつかないような事柄である地頭力を鍛えていくことで激動の時代を生き抜いていけるのではないかと考えずにはいられません。

今までいかに考えずに思考停止して来たかを思い知らされる一冊となりました。実践してビジネスと向かい合い独自のアイデアを出したい時にもう一度読みたい本となりました。
どんな仕事をされている方にもオススメの本です。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?


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