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日本一寒い村、占冠村へ移住する家族の話|#1

皆さんは日本で1番寒い村、占冠村(シムカップムラ)をご存知でしょうか? 歴代で最も低かった日の気温はなんと、-35.8℃‼︎

同じ日本とは思えないような寒さです。
これは、そんな日本一寒い村に移住することになった夫(tana)妻(kato)娘(maru)の移住生活リアルタイム日記です。


きっかけは、夫のあるヒトコトから。

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「オレ、メープルシロップ作るわ!」

、、、え?

いやいや、また突飛推しもないことゆーて。え?何、もっかい言って?なんて、最初は冗談と思って流していました

が、
これが本気、大マジだったのです!
18歳の時にアメリカへ留学していた夫は、現地で出会った地元のファーマー達の絶品メープルシロップが忘れられず、いつか俺もあんなメープルシロップを日本に、、、!と頭の端っこで思いを募らせていた(らしい)。


どうするよ、私。

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夫からの突然の告白に驚くのも無理はありません。なぜなら、私の腕の中にはまだ幼い娘(maru 当時6カ月)がいました。と言うのも、私たちは子供が生まれるのをきっかけに、東京の下北沢から夫の地元である前橋に移住し始めたばかり。急な話すぎて、とてもじゃないけれど現実的ではありません。しかし、夫の説得は続きます。

「実は今、占冠村で地域おこし協力隊を募集していて、それがメープルシロップに携われる仕事なんだ。俺も一緒にトペニワッカ作ってみたいんだ!人生かけようと思ってるんだ!だからお願いだ!ついて来て欲しい!」

「、、、うーん。」

正直、心から応援したい気持ちと生活が一変する不安とで相談後すぐに答えを出すことはできませんでした。気持ち的には引っ越してきてやっと環境に慣れてきた頃だったので、

「またあの面倒な諸々の申請しなあかんのか、、。」

と考えだすと負の迷宮から抜け出せなくなるのでしばらくは考えること自体放棄していました笑

しかしその後、幾度とない猛烈プレゼンアプローチの末ブレない夫の本気度に(どこか)根負けし、家族の未来と夫の言葉を信じついて行くことを決心しました

ここまできたら、行くっきゃない!

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(書類郵送前のどこか満足げな夫)


考えるよりまずは行動あるのみ。すぐさま地域おこし協力隊に書類をまとめて応募し、1次書類審査を無事に通り抜けた。そして、二次審査の面接でついにその地へ赴くことになる。

次回、
いざ占冠村へ___。移住生活まであと50日。

つづく❄

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! みなさまの「スキ」や「シェア」がサポートにつながるので、ぜひご協力ください⭐️ 次回作も乞うご期待!