有名な人が運営している会社に依頼しても「高品質な記事」が納品されるわけではない
今回はちょっと「なんだかなあ」と思っちゃったことを吐露します。
結論から言うと「ほぼAIで作ったブログで稼ごうと考えているブロガー多すぎ」と発信している方が運営している「記事作成サービス」が、AIで作られた低品質な記事を納品していることがわかったという話。
とはいえ、その記事作成サービス(以後A社と呼びます)は、ちゃんと「AIを活用しています」と明言している。
だからこそ普通の記事作成サービスやライターに発注するよりも、コスパが良いよってことなんだよね。
最近増えてきましたよね「AIを使ってますよ」っていう記事作成サービス。
でも、僕はどれだけ安くてもAIベースで書かれている記事を納品されるぐらいなら、自分でAIに書かせるなりしてリライトしたほうが絶対良いと思っている。
なぜならA社の公式を見て、次の点にリスクがあると思ったからです。
誤情報が含まれる可能性があると公式で記載している
AIチェッカーに通してから納品するとは書かれていない
一番驚いたのは「誤情報が含まれる可能性がある」って言ってること。
つまり「納品した記事に誤情報があるかもしれんけど、安くしてるんやからこっちは確認せんし、発注者さんのほうでちゃんと確認してね」ってこと。
この姿勢はまじでちょっとがっかりしました。
ガッカリしたというのは、ブログにしろライターにしろ、その界隈では有名な方が運営しているサービスだからです。
そして冒頭で紹介したように「ほぼAIで作ったブログで稼ごうと考えているブロガー多すぎ」というような発信をしている方だからこそです。
もちろん、その方はAIを使うこと自体を否定しているわけではありません。
さっきの発信も本質的には「AIでラクして稼ごうと考えるな」という意味合いでしょう。
でもA社のサービスは「AIでラクして稼ごうと考えている」以外にあるのかなあと不審感を抱きました。
その分、圧倒的に発注費が安いのかと思いきや、そうでもないんですよね。
というのもA社のサービスを利用した方から、直接費用や納品された記事のクオリティなどを聞かせてもらったんです。
あまり明確な金額は言えませんが、金額を聞いたときには「え、クラウドソーシングで実績のあるライターさんに発注したほうが、同じ金額でよっぽど高品質な記事を納品してもらえるのでは」と思いました。
そう、ぶっちゃけ金額を聞いたとき「別に安くないなぁ」と感じたわけです。
A社のサービスを利用した方も、費用に対するサービス内容を考慮したうえで「次は使わない」とおっしゃっていました。
まあ「AI使ってます」と明言していない記事作成サービスに依頼したとて、もしかしたらAI使われる可能性もあるんで、そういう意味ではちゃんとオープンにしているのは良いのかもしれませんが。
運営元が運営元だけに「ネームバリューの良いところに依頼したからって高品質な記事が納品されるわけではないな」って改めて思いました。
まあ、当たり前ですよね。だって大手になればなるほどライターが記事作成したものをディレクターなり校正者がチェックするだけで納品されるんですもの。
まあ「AI生成しています」というのは良いとして、せめてファクトチェック(情報が正しいか)やAIチェッカーを通して「AIではない」という判断がされた記事を納品してくれる記事作成サービスを使ったほうが良いかなと思います。
というか、もうこれだけAIが当たり前になってきたんだからSEO記事作成において、コピペチェックだけでなくAIチェックも当たり前に必要じゃないかなって、今こうして記事を書いているときに思った。
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